団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★通州事件(1) 概要と経緯

2022年08月02日 | 中国

 今年も通州事件をねずさんが取り上げてくれています。最初に読んだ時には本当に驚きました。
  それでも毎年取り上げてくれるねずさんのお陰で私のような平和ボケも減ったのじゃないでしょうか。
  この事件を筆頭に日本人に行われた多くの非道が隠されていることに日本人の卑怯さと情けなさを思い知らされます。
  日本人は本当に立ち直ることが出来るのでしょうか。

  何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。

  ねずさんの学ぼう日本より      2022/07/26

  通州事件(1) 概要と経緯

  ・・・略

 では昨今の日本はどうでしょうか。
昨今の日本は、女性や幼児を使わなくても、カネだけでいくらでも買収ができるのだそうです。
ということは、いまの日本の民度は、昭和10〜12年当時の混乱していたチャイナと同じレベルの民度しかないということにな ります。
これではあまりに英霊となったご先祖たちに申し訳ないのではないでしょうか。・・・中略

 日本人の場合、何かに命をかけて取り組むということは、それこそ損得抜きの生き様に通じるということで、これまでこの蒋介 石と毛沢東の対立も、思想的な対立と見られることが多かったのですが、どこの国のどの民族も、同じ思考で走ると思ったら大き な間違いで、チャイナでは(あるいは世界ではと言い換えたほうが良いかもしれませんが)昔から個人的な利益のために、人の命 が平気で蹂躙されてきたという歴史が続けられてきました。
もっとも近年では日本人も、個人的利益が思想に優先する人が増えてきたと言われていますが。・・・中略

 蒋介石が、この通州事件の成功によって欧米から得た利益です。
英国は1939年に1000万ポンド(現2500億円)、1940年に1000万ポンドを蒋介石に貸与しました。
フランスは1938年に1億5000万フランを貸与、1939年に9600万フランを蒋介石に無償援助しました。
ソ連は1937年に航空機900、戦車200,トラック1500,銃15万、砲弾12万発、銃弾6000万発を蒋介石に提供 し、1939年には1億5000万ドルを援助(現6400億円)し、さらにソ連空軍が密かに参戦しています。おそらく毛沢東 にもそれ以外にかなりの額の援助をしていたことでしょう。
米国は1927〜41年に4億2000万ドルを無償援助、1940年に50機の新鋭戦闘機、装備、武器、弾丸150万発を援 助、1941年に100機の戦闘機を援助、259名の米空軍パイロットを義勇兵の名目で中国空軍に参戦(フライング・タイ ガース)させ、さらにトラック300台と5000万ドル分の軍事物資を供与して、米軍事顧問団を派遣、また、500機のB- 17爆撃機を援助しています。

 要するに、チャイナ全土から兵を徴集して銃を持たせ、日本と戦っているフリさえしていれば、これだけ多額の、兆の桁の資金 を、蒋介石は得ることができたのです。
もちろん毛沢東も同様であったことでしょう。

 「日本がチャイナを侵略した」という人がいます。
けれど歴史を冷静に振り返ってみれば、日本は北京議定書に基づいて、いわば現代で言うところの国連PKO部隊と同じカタチで チャイナに軍を派遣していたのです。
それを一方的に襲い、戦乱へと導こう導こうとしたのは、日本ではありません。

 通州事件などの一連の事実を振り返る時、つくづく「世界は大金持ちの個人の利害得失で動く」ことを思い知らされます。
ごく一部の人の金儲けと贅沢のために、一般の民衆が国籍を問わず、財を奪われ、虐殺される。
民衆は人でなく、ただの家畜でしかなく、実際そのように屠殺までされる。
だからこそいま、日本のシラスという概念が世界に必要とされてきているのです。


 ※この記事は2014年7月の記事にかなりの手を加えて書き直したものです。
これまで通州事件は、チャイナの共産党が裏で糸をひいたといわれてきましたが、この投稿では、すべてはカネ目当てであったの だという説を取っています。
いろいろな本を読み、いまは、この「カネ目当て説」がもっとも真実の歴史に近いと思っています。



  何と、宮崎さんも書評でこの事件の当時の新聞記事を徹底的に調べてくれた本を紹介してくれています。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より    令和四年(2022)7月27日(水曜日) 通巻第7415号

  書評 

 日本人はなぜかくも大事なことを見ないふりをしてきたのか
   通州事件が日本の怒りを招き、やがて泥沼にはまり込んだ

 藤岡信勝、三浦小太郎、石原隆夫、但馬オサム編集、監修:加瀬英明
新聞が伝えた通州事件 1937~1945』(集広舎)

 戦後長らく秘匿された「通州事件」を当時の新聞記事を時系列でたどることで追体験する貴重な一冊。通州に関する記事を網羅 する圧倒的な第一級資料である。
昭和12年7月29日、中国で日本人が虐殺された。

 本書の前書きは次のように問う。
 あなたは「通州事件」をご存じですか?
 この問いかけに、ほとんどの人は「ノー」としか答えられないと思います。なぜならば、戦後の日本人は近代日本の歴史をすべ てアジア諸民族への加害の歴史として教え込まれ、中国がでっち上げた「南京大虐殺」を史実として認識させられる一方、実際に 日本人が犠牲になった「通州事件」は教えられずに闇に葬られてきたからです。
 「通州事件」とは、昭和12(1937)年7月29日に、北京の東20キロの通州という城塞都市に居留民として住んでいた 日本人の約半数に当たる225人が、日本の駐屯軍不在に乗じて叛乱を起こした中国人部隊(保安隊)によって鬼畜も及ばないほ ど残虐に殺された事件です。当時、中国に滞在していたあるアメリカ人ジャーナリストは「古代から現代までを見渡して最悪の集 団殺人として歴史に記録されるだろう」と書きました。
 事件勃発の後、事件の真相が少しずつ判明するに従って、新聞は号外も含めて毎日大きく報道しました。事件の余りの悲惨さに 新聞の紙面は記者の怒りや慟哭の見出しで溢れ、日本国民に計り知れない衝撃を与えました。国民の憤怒の思いと悲しみの涙が日 本全国に広まったのです。

 戦後長いあいだ闇に葬られていた「通州事件」を、初めて教科書に載せたのは、平成27年度に検定に合格した中学生用の『新 しい歴史教科書』(自由社)でした。ところが、中国は虚構の「南京大虐殺」をユネスコの「世界の記憶」に申請し、これが登録 されるに至りました。そこで、有志が集まり、中国に対抗して「通州事件」を「世界の記憶」に申請しました。しかし、中国の妨 害で申請は却下されてしまいました。

 私たちはこの度、『新聞が伝えた通州事件 1937─1945』を、通州事件85周年記念事業の一環として出版いたしま す。文字通り、事件勃発から終戦までの通州事件に関する新聞記事を網羅しました。総件数は275件にのぼります。紙面の写し を掲載するとともに、現代文に文字おこしした文章を併載しましたので、事件の経過を時系列で容易にたどることができます。解 説や関連資料も豊富に掲載しました。

 世界では今も国家・民族の対立が助長され、戦闘に伴う残虐な事件が後を絶ちません。そうした中で、日本人が二度と再び通州 事件のような悲惨な目に遭わないようにするにはどうしたらよいのか、その対策を考える第一歩として本書を活用し、歴史の中か ら教訓と指針を読み取っていただくことをご期待申し上げます』(引用止め)。
 長らく日の目を見ず、意図的に隠されてきた歴史の真実が、この一冊で明らかになった。

  こういう本が出版されるということは日本人が少しは目覚めて来たということでしょう。
  反日売国左翼・在日マスメディアがこの事件を取り上げるようになるのは何時のことでしょうか。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿