ノーベル賞には、平和や文学、経済など文科系には怪しそうなのがありますが、やはり本流である研究には素晴らしいものがあるのじゃないでしょうか。
そんな医学・生理学賞を受賞された本庶さんが、賞金を大学の基金として寄付されるそうです。凄い人ですね。それでなくても金の亡者ばかりの今の世に、こんな方がおられることに日本の凄さを改めて誇りに思います。
産経ニュースより 2018.10.2
本庶氏、ノーベル賞賞金「大学の基金として寄付」
ノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった京都大特別教授の本庶佑(ほんじょ・たすく)さん(76)は2日、産経新聞の単独取材に応じ、ノーベル賞の賞金について「(若い研究者をサポートするための)大学の基金として寄付したいと思っている」と述べた。
ノーベル賞の賞金は、900万スウェーデンクローナ(約1億1500万円)。共同受賞者の米テキサス大のジェームズ・アリソン教授と分けることになり、一人あたり約5750万円となる。本庶さんは受賞後の会見などでも、「ライフサイエンスは未来への投資。ぜひ基礎研究にかかわる若い人を長期的に支援してほしい」などと、研究者育成の必要性を語っている。
やはり、良く言われている研究費の少なさに危機感を感じておられるのでしょう。
マスメディアを信じてないというのも素晴らしい。
【簡単に信じない9割はうそ】ノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった京都大学特別教授・本庶佑さん「研究は何か知りたいという好奇心、もう一つは簡単に信じない。よくマスコミの人はネイチャーサイエンスに出ているからどうだという話をされるけど9割はうそで10年たったら残って1割と思ってる」 pic.twitter.com/tws7pObgsI
— Mi2 (@YES777777777) 2018年10月2日
こういう方が増える日本を取り戻したいですね。今の文科省では無理でしょう。こうなると、4日、第1334回の「柴山発言、どこが「バカ」か 教育勅語」で取り上げた柴山さんが解体してくれる事を期待したいものです。
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