自分の利益のために中国と国交回復をして、台 湾を切り捨てた本当の売国奴ともいえる田中角栄を、 2月24日 (水)、第 235回の「日 本よ、台湾に学べ!」などで書きました。
ところが、この田中角栄の後ろで、朝日新聞が糸を引いていたようです。何時もの、「心に星雲」が、衝撃的な事実を書 いてくれています。まさか、こんなところまで朝日が出てくるとは思ってもいませんでした。
これなら、田中角栄があれ程急いで、国交回復をやったのかに納得が行きます。これだから、台湾の切り捨てにも躊躇が なかったのでしょう。何とも、想像以上に恐ろしいものがあります。
3日に渡って、書いてくれているので、全文は是非リンク元で読んでください。この朝日と田中角栄のやったことは余り にも日本に大きな害を齎したといえるでしょう。それにしても、朝日の罪は重すぎますね。一日も早くぶっ潰す必要がありま す。
心に青雲より
田 中角栄と朝日新聞の売国犯罪(1/3) 2016年03月14日
《1》
鬼塚英昭氏が今年1月25日、逝去された。ご冥福をお祈りしたい。『天皇のロザリオ』以来、著作からずいぶん多くのこ とを学ばせていただき感謝している。
その鬼塚氏の最後の著作『田中角栄こそが対中売国者である』(成甲書房)が出版された。鬼塚氏は本書を脱稿後、完成し た本を見ることなく亡くなった。絶筆となった。
折しも…、出版界は田中角栄のブームとでもいうべく、関連の本が出版され売れていると聞く。鬼塚氏の著作は、そうした ブームにあやかって企画されたものとは一線を画す。
田中角栄に関する本では、金権体質は批判されるが、家族への情に厚かっただの、比類なき決断力だの、愛国者だったの と、好意的に見る「ヨイショ本」が多いように見受ける。
角栄の決断力なんてものは、ただのせっかちな性格にすぎない。じっくり考えて、人の意見に耳を傾けて…ができない軽薄 な男だっただけ。それに、奴の関心はカネだけで、政策、外交、まるで素人で閣僚や官僚に任せていたから、「決断」を手早 くやったのだ。
石原慎太郎も『天才』という新著で角栄を持ち上げているようだ。周恩来から角栄は「お前は小人だ」とバカにされたの に、上機嫌だったバカ男なのに。
角栄は自らバセドウ病だったことを告白している。だからいつも落ち着きがなく、躁状態になったり鬱になったりした。そ れを「天才」とは! 石原のボケも極まっている。
3月7日、毎日新聞夕刊でも「なぜ今、田中角栄なのか」として、出版ブームの解説をしていた。毎日だから当然といえよ うが、角栄を評価している売文家 (大下英治、佐高信、保坂正康)にしゃべらせている。いずれもサヨク、反日系の売文家であるところに、今の角栄ブームの 背景が垣間見えて面白い(反吐が出 る)。
鬼塚氏の『田中角栄こそが対中売国者である』のサブタイトルは、「だから今も日本は侮られる」となっている。端的には 角栄の支那利権の全貌を明らかにした本である。
毎日新聞の特集記事もそうだったが、マスゴミは昭和55(1980)年の大平内閣から始まる支那へのODA(政府開発 援助)に関しては触れないし、また角栄本も一切触れないようだ。譬え触れても角栄の名は登場しない。
このことから鬼塚氏は、「対中国政策の根本には大きな闇が存在し、その闇に接近したり、足を踏み入れたりしないよう に、厚い壁が存在しているということ であった。この厚い壁は、間違いなく、田中角栄の訪中後に築かれていったものだと私は考えるようになった」と書いてい る。
私たちは、自民党、民主党、共産党などすべての政党が、政府の対中政策を根本のところでは批判してこなかったことに思 い至らなければならない。自民党田中派や害務官僚、大企業が隠していたからでもあるが…、中共の手が政治家や官僚に入っ ているせいだろう。
戦後、日本と中共が国交断絶していた時期、中共とパイプを持っていたのは日本共産党しかなかった。国交回復までは日本 共産党が日支貿易の利権を握って稼いでいた。
「国貿促(こくぼうそく)」と言って、共産党系のいわば商社のようなところが対中貿易の窓口であった。そこで長く会長 を務めていたのが親中派の河野洋平である。
政治家も官僚も財界も、中共との貿易で利権を欲したのだ。だからそこに闇が口を開けている。
この闇を暴き続けた男、それが佐藤慎一郎氏だったと、鬼塚氏はこの本で紹介している。…以下略
田 中角栄と朝日新聞の売国犯罪(2/3) 2016年03月15日
…略
長塩 例の朝日新聞の関係なんですけど、〔佐藤慎一郎は〕「後藤基夫編集局長は田中内閣ができる前、二月に広岡知男 朝日新聞社長と北京に行った。その とき一〇〇万円の餞別を児玉誉士夫からもらっている。広岡社長と後藤基夫が北京で約束してきたのは、佐藤内閣を倒して田 中内閣をつくらせるため、中共と朝 日は協力するということ。
田中内閣ができたら、直ちに台湾を切り捨てて日中正常化をやるという約束をしてきた。広岡と後藤は帰国してそのとお り、朝日の全紙面を割いて毎日毎日佐藤内閣の悪口、田中角栄の宣伝をやって田中内閣を実現させた。
朝日の社内報に後藤基夫は、田中内閣をつくったのは朝日の力だとはっきり公言している。
田中は中共と朝日のお陰で総理になれたことをよく知っている。後藤基夫は帰国と同時に田中と会っている。中国と約束し たことをそのまま田中に承知させた。それで田中は総理になると、約束通り台湾を切り捨てて日中国交回復をやった。
その後、後藤基夫が北京に行くときに児玉誉士夫から一〇〇万円の現金をもらっている。これは今度のロッキード事件が発 覚したときに、児玉誉士夫の帳簿を 調べたときに確認されている。これと同じようなことが十数年前、社会党の浅沼稲次郎が北京に行くとき、児玉誉士夫からた くさんのカネが渡されている。浅沼 が北京で、米は日中共同の敵だと発表した。児玉誉士夫が中共の工作員だということ以外に説明できぬ。これは問題である。
(引用終わり)…以下略
田 中角栄と朝日新聞の売国犯罪(3/3) 2016年03月16日
《3》
ニクソンは安全保障補佐官キッシンジャーを伴って、北京を訪問する。そこでなにが話し合われたのか。
鬼塚氏はこう解説する。
「ベトナム戦争に中国を深入りさせる代わりに、アメリカ兵向けのヘロインの大量納入を認め、アメリカ本土への密輸も認 めたのである。そしてまた、ソ連の 満州侵入を公式に非難することを約束した。また、中共の国連加盟も認めた。アメリカと中国はギブ・アンド・テイクの方式 を採用した」
一方の日本は、「ひたすら経済的利益を優先する思想、俗に表現するならば、金儲けのために中共政府に媚びを売る思想が 流行したのである。」
アメリカも中共も底なしに悪党であるのに、日本は間抜けで中共の思う壷にはまったのだ。
支那に近代的製鉄所を造ってやって、愚かにも最先端の製鉄技術までくれてやった背景には、新日鉄の当時の社長稲山嘉寛 (経団連会長でもあった)は、中共の仕掛けたハニートラップにかかって、首根っこを押さえられたからだと、鬼塚氏は暴露 している。
稲山の家族は恥ずかしくて街を歩けまい。
田中角栄が首相になる前、佐藤栄作も中共に国交正常化を打診してはいたが、周恩来が「佐藤では正常化は不可能」と取り つく島もなかった。周恩来は着々と 角栄を首相にして国交回復をさせる手を打っていたからだ。周恩来が水面下で角栄と交渉していたことを、佐藤首相も福田赳 夫外相も保利茂幹事長も全く知らな かった。
これを鬼塚氏は「昭和のかつても平成の今も、日本の政治家たちが未来へのデザインを何も持っていないということであ る。日本はどうあるべきか、その確たる政策を持っていない」と述べている。まさにしかり。
日本は敗戦でヒロヒトがマッカーサーに命乞いして、戦争の責任から逃げたせいで、全員右へならえとなって、無責任で、 カネさえ儲けたらそれでいいという国家に堕落したのである。…以下略
胡散臭いとは思ってましたが、田中角栄と朝日新聞の罪は想像を絶するほどに大きいですね。日本をここまで堕落させた 元凶と言っても間違い無さそうで す。こうしてみると、日本の歴史が始まって以来、中韓と交流した時代は全て、日本受難の年代になっていることは、ここで も証明されましたね。
もし、あの田中角栄と朝日新聞が日本にいなければ、日本は今頃は、世界一裕福な国になっていたのじゃないでしょう か。気がついた今こそ、中韓との国交 断絶をやるべきですね。そうなれば、近い将来、日本の時代が来ることは間違い無いでしょう。何とか、早急にやりたいもの です。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます