△君を見つけた25時(1998年 香港 103分)
原題/毎天愛称6小時
英題/Your Place or Mine!
監督/ジェームズ・ユエン 音楽/リンカーン・ロー
出演/トニー・レオン ビビアン・スー アレックス・フォン エイ・ダチョイ
△香港、行きたい
香港が返還される前は、数年に1度は遊びに行ってた。
たいがいクリスマスの時期で、乾期で雨もさほど降らないし、気候もちょうどいい。何日か滞在するんだけど、買い物に興味のないぼくは、新界まで足を延ばすことが多かった。ほとんどがバスでの移動で、ちいさな町や村をぶらぶらしたり、対岸に中国大陸を見つめながら、海鮮料理を食べたりしてた。
今おもうとずいぶんのんびりしたことをしてたんだな~っておもうけど、ときおり、また香港をぶらつきに行きたいな~とおもうことがある。
で、この映画なんだけど、なんとも不可解だった。
ビビアン・スーとトニー・レオンの情けない濡れ場まで用意された、妙にビビアンの設定がリアルっぽい映画になってるのはどうしてなんだろう?彼女のデビューがどんなものだったのかわからないけど、そのときの回想譚あたりから出来上がってんだろか?
さらに不可解なのは、どうしてトニーがこの映画に出たのかって事だ。そうおもってかれのフィルモグラフィーをたしかめてみたら、あら、それなりにコメディもこなしてるのね。
なるほど。