Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Nikon Freak536. 小樽の旅19.  勾配屋根

2021年05月14日 | field work

 

 さて朝一番の飛行機だから、10時に新千歳で早いお昼だ。

空港のラーメン道場には6軒のラーメン店が並ぶ。

この時間に開いている店があった。

ここは、ビジターの味覚に合わせ巧みにマーチャンダイジングされている。

だからどの店に入っても旨いはず。

私は、かって東京に出店してきたどさん子ラーメンの味が身についている。

だから味噌ラーメンは、ニンニクが沢山入っていて、挽肉、もやし、玉葱の御三家がタップリとのっている事が必須だと思っている。

それが近年崩れてきた。

挙げ句の果てにチャーシューやパーコーを入れたり、豚骨味なんていうのは、個人的に邪道だと思う。

それは私の偏見か・・・。

私好みに近いのは「けやき」か・・。もっと玉葱、モヤシを山盛りだとよいのだが。

そんな風に、最近札幌ラーメンの味も随分と変わってしまった。

 

空港から鉄道1本でゆける小樽のゆきやすさがある。

いつものように小樽築港のイオンによって朝飯の食材を調達し、歩いて時間を潰していても昼にはオーセントホテルについてしまった。

 

今回は、重たいけどCarl Zeiss Macro Planar100mmを持ってきた。100mmという焦点距離は標準レンズの延長で扱える。

だからニコンDfに付け、F3には標準レンズというのが今回のシステムだ。つまりデジタルとフィルムで。

 

ならば、いってみますか運河沿いの観光地を抜け色内の鱗友市場へ。

もちろん運河沿いの人出は少ない。

この時期、それでよい。

鱗友市場は朝一だからやっていない。

しかも存在するのは時間の問題、というのもすぐ近くにMaxvalueがあるからだ。

小樽を支えてきた市場が次第に大型スーパーに置き換わってゆくようだ。

 

錦町の交差点から運河方向を見たら、大型倉庫にかかる入母屋の勾配屋根が美しい。

やはり建築には勾配屋根が欲しい。

市内には木骨石造倉庫が、まだ数多く残っている。

昔から小樽は風が強く、しばしば大火に遭遇してきた。

だから安価で比較的火に強いという理由で、壁は石造、屋根材は松で軸組をつくり瓦をかぶせた。

市内にはこうした木骨石造倉庫を、しばしば見かける。

 

 

小樽市

NikonDf,Carl Zeiss Macro Planar 100mm/F2.0T*ZF

1)ISO200,露出補正0,f/8,1/250

2)ISO200,露出補正0,f/8,1/500

3)ISO200,露出補正0,f/5.6,1/8000

4)ISO200,露出補正0,f/8,1/250

5)ISO200,露出補正0,f/8,1/320

iPhon7

6)ISO25,焦点距離3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/50

コメント (1)
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