Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Nikon Freak539. 小樽の旅22. ジオサイト的積丹半島

2021年05月17日 | field work

 

 三度積丹半島の美国へ出かけるために、朝は5時半起き。いつものようにイオンで調達した食材に、ホテルベーカリーのクロワッサンと珈琲で朝食の後、7時50分のバスに乗る。

 北海道は広いからどこかにポイントを定めないと回りきれないとする持論もあり、さらには都市から容易に何回も通える場所であることも大切な要素だとする理由もあり、三度目の美国だ。何よりも前回、雪の風景に感動したためもあるが、やはり柳の木の下に2匹目のドジョウはいないとする諺通り、今回は大方の雪が消え風景が一変していた。

 積丹半島を撮影する人達は結構いるし、海岸線まで降りていって朝焼けの不整形な岩を撮影した魅力ある画像を見た(注)。私はそれほどの根性がないので、まあ見える範囲でよいです。

 それよりも忍路(オショロ)から積丹半島にかけての水底火山噴出物とする記述を論文で発見すると、ジオサイト上の魅力を秘めたところとみられ、私は岩盤崩壊を起こす柔らかい地形なのだろう。1996年に岩盤崩壊により豊浜トンネル内で通過中のバスや乗用車が巻き込まれ20人の死者をだした事は記憶にある。現在は、旧道が閉鎖され、山側を大きく迂回するトンネルで通過してゆく。

 美国の2.5km程手前の厚苫(あっとま)でバスを降り、美国に向かって歩いてゆく海岸線からは、宝島の先に続く積丹半島の断崖を横方向から望むことができる。機会があれば400mmのレンズを持参し、朝の光で撮影してみたい。

 今回は、フィルム機材ニコンF3HP+MD4に標準レンズPlanarを付けっぱなし、ニコンDfには25mmか100mmのレンズを被写体に応じて付け替えて撮影していた。このシステムは意外に使いやすい。

  余談だがホテルベーカリーのクロワッサンと六花亭のスウィーツで、すこし幸せな朝の気分になる。北海道のお菓子は美味しい。

 

 

注)嵯峨秋雄:北の風景

https://blog.goo.ne.jp/akio_saga/e/853f9677139ccef7db41e711f3d3e791

 

積丹半島美国町

NikonDf,Carl Zeiss Macro Planar 100mm/F2.0T*ZF

1)ISO200,露出補正0,f/5.6,1/1000

2)ISO200,露出補正0,f/5.6,1/100

3)ISO200,露出補正0,f/8,1/1000

4)ISO180,露出補正0,f/2.8,1/4000

5)ISO200,露出補正0,f/8,1/500

iPhone7

6)ISO25,焦点距離3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/50

コメント (1)
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