Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Nikon Freak538. 小樽の旅21. 見え隠れする近代の建築、そして文献複写

2021年05月16日 | field work

 

 小樽市内を歩いていると、文化財ではないが近代建築がビルの隙間から見え隠れしている。街の景観の中から発掘するように撮影していた。

 こうした建築は、主が変わり、亡くなり、そして後を引き継ぐ人がいなければ廃墟となり、ほっておけば雪の重みで潰され、だからそんなことが起きる前に取り壊される運命にある。もちろん再生利活用の道はあるが、住宅街の奥にあってアクセスも容易ではなく、そしてこれらに社会の着目がなされることは先ずないといってよい。

 私にとって発掘できる被写体が、まだ街の中に存在していた。およそ大概の近代建築がなくなってきた日本の都市にあって、まだそうした経験ができるということは幸運だった。

 こういうとき焦点距離100mmのレンズが意外に役に立った。というのも持論としては135mmが使いやすいのだが、そんなレンズは少なく、やむなく使っている。来る時に迷ったのだが28-300mmのズームレンズにすれば万能だが、撮れりゃよいというものでもない。画角に不自由はあっても固定焦点の方が使いやすいし、絞りを設定しピントを合わせる必要があるが。

 だから今回25mm、50mm、100mmと焦点距離が倍々になる高画質単焦点マニュアル・レンズのシステムだった。特にDistagon25mmは、図書館でA0サイズの地図を複写するときに活躍した。

 今は、学会論文の投稿も全て電子投稿なのでコピー不用だ。だから地図データをUSBメモリーにコピーすりゃ簡単だろうと考えていたが・・・、地図のデジタル化はしていない。だからA3コピー機でとれだって!。1枚の地図をA3だと8枚撮る必要がある。そのたび毎に地図を折り返すなんて面倒だし地図も痛む。そんな地図が全部で12枚ある。感染症対策で許された1時間の滞在時間制限の中で無理でしょう。

 そこで17cmまで接写できるDistagon25mmが使える。感染対策用のアクリルガートが大型デスクの上に固定され、その隙間に表装と一体となったA0地図を置き、曲尺で紙の膨らみを除き、デスクに登って上から撮影する。この高画質超広角レンズをもってきてよかったぜ。

 精密な文献を複写する機会が今でも多々ある。そのため高画質レンズ・システムが必要となる。画質の低いズームレンズで精密な地図の複写は無理だ。要はデジタル化されていれば万事簡単なのだが、公共施設はいまだにデジタルと無関係なのだ。

小さな地図は、こんな風にして撮影する。デスクの端に乗っても傾かない丈夫なデスクで助かった。

地図を押さえるために曲尺を借りたりフィルムを重しにしたりと悪戦苦闘。

もちろん図書館司書の許可をいただいた。

 

小樽市

NikonDf,Carl Zeiss Macro Planar 100mm/F2.0T*ZF、Carl Zeiss Distagon 25mm/F2.8T*ZF

1)ISO200,露出補正0,f/8,1/500

2)ISO200,露出補正0,f/8,1/320

3)ISO200,露出補正0,f/8,1/640

4)ISO200,露出補正0,f/8,1/500

5)ISO3600,露出補正0,f/4,1/30

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Nikon Freak537. 小樽の旅20. 住むとしたらどこがいいか・・・

2021年05月15日 | field work

 

 朝の地下鉄一番電車に乗るべく家を出たぐらいだから、小樽の徘徊はタップリ時間がある。

だから薄暮の頃まで町を歩いていた。

さて・・・

コシナのツァイスレンズは、大変シャープだけど寒色系の発色をする。

あまりにも綺麗だったコンタックスツァイスが頭にあると、期待を裏切られそうだ。

そこで暖色系へ画像補正をしたので、これで私好みの画像になった。

小樽の都心部は、大概の所へ歩いて行くことができるほど街の機能が集約されている。

だからほどよい大きさの街といえるし、それが足繁く通う理由かもしれない。

そうそう、小樽に住むとしたらどこがいいか?。

そんなWEBサイトを見たことがある。

選定のポイントは、雪の時でも歩いて行けるスーパーが近所にあること。

であれば入船町とか花園は、生協があるのでオススメのエリア。

総合病院も、南小樽の駅も近い。

次は小樽駅の裏手。やはり生協があるので、ここになるかな。もちろん駅近い。

逆に避けたいところは、運河沿いとマンション群が建ち並ぶ小樽築港だ、

先ず生活ができない、同じ建物しかなく退屈というのがその理由。

WEBサイトを見ていたら駅からバス、中古住宅110万円というのがあったりする。

そりゃ雪の時はきついですから人気ないですよ。

私?、住まないよ。小樽に用事がないもん。

住むとしたらどこがいいか、そんな目線で街歩きをするのも面白い。

そんな目線でも撮れない被写体がある。

それはウィンドースケープだ。

室内から飾られた窓越しに外の雪の風景を撮りたいと思うが、知り合いでもいない限り難しい。

徘徊の最後は、いつものローソン花園三丁目店にきた。

先月アップさせた画像の三週間後は、雪が皆無。

さて、ここまできたら夕飯は「うみのや」のトンカツ定食か。

小さなボリュームがダイエットの身分には調度よい。

明日は5時半起きで午前中に積丹へ、午後は仕事で忙しい1日になりそうだ。

 

小樽市

NikonDf,Carl Zeiss Macro Planar 100mm/F2.0T*ZF、Carl Zeiss Distagon 25mm/F2.8T*ZF

1)ISO200,露出補正0,f/8,1/320

2)ISO200,露出補正0,f/8,1/200

3)ISO200,露出補正0,f/8,1/125

4)ISO200,露出補正0,f/8,1/500

5)ISO6400,露出補正0,f/4,1/25

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Nikon Freak536. 小樽の旅19.  勾配屋根

2021年05月14日 | field work

 

 さて朝一番の飛行機だから、10時に新千歳で早いお昼だ。

空港のラーメン道場には6軒のラーメン店が並ぶ。

この時間に開いている店があった。

ここは、ビジターの味覚に合わせ巧みにマーチャンダイジングされている。

だからどの店に入っても旨いはず。

私は、かって東京に出店してきたどさん子ラーメンの味が身についている。

だから味噌ラーメンは、ニンニクが沢山入っていて、挽肉、もやし、玉葱の御三家がタップリとのっている事が必須だと思っている。

それが近年崩れてきた。

挙げ句の果てにチャーシューやパーコーを入れたり、豚骨味なんていうのは、個人的に邪道だと思う。

それは私の偏見か・・・。

私好みに近いのは「けやき」か・・。もっと玉葱、モヤシを山盛りだとよいのだが。

そんな風に、最近札幌ラーメンの味も随分と変わってしまった。

 

空港から鉄道1本でゆける小樽のゆきやすさがある。

いつものように小樽築港のイオンによって朝飯の食材を調達し、歩いて時間を潰していても昼にはオーセントホテルについてしまった。

 

今回は、重たいけどCarl Zeiss Macro Planar100mmを持ってきた。100mmという焦点距離は標準レンズの延長で扱える。

だからニコンDfに付け、F3には標準レンズというのが今回のシステムだ。つまりデジタルとフィルムで。

 

ならば、いってみますか運河沿いの観光地を抜け色内の鱗友市場へ。

もちろん運河沿いの人出は少ない。

この時期、それでよい。

鱗友市場は朝一だからやっていない。

しかも存在するのは時間の問題、というのもすぐ近くにMaxvalueがあるからだ。

小樽を支えてきた市場が次第に大型スーパーに置き換わってゆくようだ。

 

錦町の交差点から運河方向を見たら、大型倉庫にかかる入母屋の勾配屋根が美しい。

やはり建築には勾配屋根が欲しい。

市内には木骨石造倉庫が、まだ数多く残っている。

昔から小樽は風が強く、しばしば大火に遭遇してきた。

だから安価で比較的火に強いという理由で、壁は石造、屋根材は松で軸組をつくり瓦をかぶせた。

市内にはこうした木骨石造倉庫を、しばしば見かける。

 

 

小樽市

NikonDf,Carl Zeiss Macro Planar 100mm/F2.0T*ZF

1)ISO200,露出補正0,f/8,1/250

2)ISO200,露出補正0,f/8,1/500

3)ISO200,露出補正0,f/5.6,1/8000

4)ISO200,露出補正0,f/8,1/250

5)ISO200,露出補正0,f/8,1/320

iPhon7

6)ISO25,焦点距離3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/50

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Nikon Freak535. 小樽の旅18. 飛行機の中で文庫本

2021年05月13日 | field work

 

 今回初めて神戸空港発の飛行機で新千歳へ向かう。

いつも空港の小さな棚からなにがしかの文庫本を選んで、機内で読んでいる。

今回は、福島第1原発(F1と呼ぶ)事故の自治体側から書かれた文庫本(注)を読んでいた。

例えば、役所はどんな場合にも文書が必要だが、そこに悶々表現というのがある。

判断のハッキリしないことや、住民感情をあおりそうなときは、文学的表現を使って行間ににじませると書かれてあった。

そうした経験は私もある。

つまり、結論や伝えるべき事を文学的悶々表現にして行間から推測するんだって。

ええっ、そんな文科系発想で福島の復興を10年も続けてきたんだ。

相手は科学の産物なのだから、理工学的世界なのに。

そういえば、思い出したことがある。

F1のたまる処理水などは元素変換すればよいのに。

だが元素変換の研究を加速させるなどという話は聞いたことがない。

WEBサイトを引くと、こんな論文があった。例えば・・・

特集「原子力高レベル汚染水の処理法におけるイオン交換の役割」竹下 健二、尾形 剛志: 福島原発事故で発生した汚染水処理へのイオン交換技術の適用,竹下 健二,尾形 剛志,東京工業大学原子炉工学研究所 ,Vol.23 No.1 (2012)

WEBだからどこの学会誌なのか不明なのは悲しいのだが、飛行機の中では調べることもできない・・・。

そんな研究を国レベルで加速させてきたとする話は、これまで聞いたことがない。

捨てられない廃棄物だから、元素変換などの変換技術で元素を仕分けるほかないだろうということは容易にわかりそうなものだが・・・。

現実には政府が検討しているのは海洋投棄だって。

薄めれば基準値以下だって。その分母の数値は世界の全海洋の体積で割ったのかい?。

そんな風に、文科系政府のやることに科学的合理性はない。

自然災害といい感染症対策といい、科学を基盤にした話だ。

だから文科系政治家ばかりがいても政策の発想の基本からして疑問を感じる。

既に文科系国家は利権団体であって、起こりうる災害や事故では何の役にも立たない。

ふとテレビのNHKのニュースで「専門家の監修による実効再生算数」、そんなグラフと数値が出ていた。

はて、そんな簡単な事で一々専門家に尋ねるのかい?

前の1週間の感染者数合計値/今週1週間の感染者数合計値×係数・・・中学校レベルの数式で専門家の監修ですか・・・。

係数は、感染状況や都市ごとに設定されているだろうから、そこが不透明だ。

不透明なところを透明にするのが情報開示なのだが、隠したままというのはどんな神経なのだろうか。

そんな幼稚な事例をあげたら、政府の答弁だって専門家が脇について説明している。

今回の感染症データの推移構造は単純である。

増加、減少、相関、逆相関と構造化しやすい。

それだけ今何をすればよいかがわかるし、いつまで続くかを予測するのも簡単だ。

NHKは、その程度のことで一々専門家の監修・で・す・か・・・・。

感染症の一連の報道で、日本という国家全体が幼稚化している事は理解したが・・・。

・・・

そんなことを考えていたらSKYMARKの飛行機は、新千歳に着いた。

 さて雪がない。パウダースノウだから海風で吹き飛ばされたか?。

今回は、仕事も抱き合わせだから退屈はしないはずだ。

それに雪がない小樽の街は、こんな風景だったかと少し愕然としたが、それもまた面白そうだ。

石狩湾に鴎の大群がいる、港町の空気だ。

さて文庫本をゴミ箱に捨てて街歩きに出かけよう。

 

注)今井照/自治総研編:原発事故 自治体からの証言,ちくま新書,2021.

 

小樽市

NikonDf,Carl Zeiss Macro Planar 100mm/F2.0T*ZF、Carl Zeiss Distagon 25mm/F2.8T*ZF

1)ISO200,露出補正0,f/8,1/320

2)ISO200,露出補正0,f/8,1/800

3)ISO200,露出補正0,f/8,1/125

4)ISO200,露出補正0,f/8,1/125

5)ISO200,露出補正0,f/8,1/500

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Nikon Freak534. 小樽の旅17. 旅のチャンスは、今だ!

2021年05月12日 | field work

 

 話はさかのぼるが・・・・、旅は、同じ所へ続けざまに二度通うべきだ。

それも時期をずらさないで。

二度目という余裕がある。

街の構造はわかったし、仕事で回るにしても撮影する場合でも心に余裕ができる、お店も覚えた。それに今年の空気もわかった。

実は二度目が、万事マイペースで旅暮らしができるいい時間だ。

そんなわけで、3月23日にまた小樽へやってきた。

前回の小樽旅から3週間後といえ、雪がほとんど無くなっている街の突然の変容に唖然。

それは悲しいが、このまま春になり人々が動き出し、今は新型コロナの第4次感染がこれから広がる可能性が高くなる。

外出自粛や飲食店の営業時間制限がなくなった直後だ。

4月から人々が入れ替わるように移動しはじめる直前だ。

3月下旬というのは、調度そんな事の狭間だ。

 旅のチャンスは、今だ!。いや、今しかない!。

因みに感染は、ワクチン接種による社会的免疫を獲得するまで続くというのが科学の教えるところだ。

感染は確率の問題だから、中学生の計算で近未来が予測できる単純データによる現象である。

少なくとも国民全体の50%以上のワクチン摂取が必要だ。

ヒトと同じ事を考えていては、感染に遭遇する確率が高くなり感染リスクを背負わされるだけだ。

だからそんな隙間をぬって3月23日〜26日、また小樽・積丹へ出かけた。

こんなことを旅の前に書いていた。

(3月21日記)

 

函館本線 手稲-小樽築港

NikonDf,Carl Zeiss Distagon 25mm/F2.8T*ZF

1)ISO200,露出補正0,f/8,1/1000

2)ISO200,露出補正0,f/8,1/800

3)ISO200,露出補正0,f/8,1/1000

4)ISO200,露出補正0,f/8,1/640

5)ISO200,露出補正0,f/8,1/800

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ドローイング441. 小説:小樽の翆370. 幕間20. イラスト、外出自粛、シャクだから官能小説を書いている!

2021年05月11日 | Sensual novel

 

 「小説:小樽の翆」のイラストも既にファイル6册分のストックになってしまった。コロナ禍で遠出することもままならないからこそ、荒唐無稽な官能小説もどきを意地で続けている。意地を通すか、折れるか、心は迷うが、やめるのもシャクだから書いている。

 そういえばオリンピックも強引にやるだろう。仮に我が国が中止をすれば、世界各国から選手強化費用の損害賠償請求が一気に来るから、やはり実施するんだろうな。

 そんなブログでは、強引さのあまり時折筆が滑り、思わずキーマカレーなんてテキストに書こうものなら、そのイラストを描かなければならない。

 そもそも料理のスケッチは、ケーキとかイチゴ一粒というならば、立体が把握しやすいから描けるが、キーマカレーなんていうと、立体が無数に散らばっているのだから難儀だ。

 もちろん塊として捉え省力化して描く方法もあるが、それでも食材を表現するのは高等技術だ。

 ならば写真でいいじゃん。といって手元に写真がなければやはり描くしかない。 

左:ドローイング287.小説:小樽の翆218. それぞれの秋が一堂に会した(2020年10月29日)

右:ドローイング438.小説:小樽の翆367.聚食の景(2021年5月7日)

 

 逆に描きやすいのは、裸婦だ。これは既にクロッキー教室で描いているから、描き起こすのも容易だし、面倒ならばそのままアップさせてしまえばよい。ブログも手を抜くと毎日裸婦のアップになるかもしれない。

 最近Poserというフィギャーソフトを再び使ってみた。どんな複雑なポーズでもつくれるからモデル代わりになる。ただ3DCGなのでリアリティには欠けている。そうなるとクロッキーを元に描いたほうが人体の生々しさが出てくるし、結果としてこちらの方が早い。

左:ドローイング390.小説:小樽の翆319.赤袢纏のオンナ(2021年2月8日)

右:poserによる3DCG

 

 風景については99%位までが、想像デッサンだ。この程度の風景なら小樽の周辺で見られるだろうとする意識で描いている。緊急事態宣言が出されている状況でスケッチにでかけることもままならない時だ。想像でいいじゃん!、なのである。

 例えば下図図版の左は、積丹半島の古平から眺めた景観を描いているが、実際海岸にゆけば船を海に下ろす船台は、昔はあったかもしれないが今は痕跡すらない。むしろ絵として描いた方が面白いから描き加えた。

 また室内に至っては、さらに想像の度合いが進む。多分札幌あたりの古いビルを探せば、この程度のクラシックな装いぐらいは、どこかにありそうだ。ならば雑然とした室内の風景を描いてしまおうというわけだ。

 風景画といってもみたとおり写実的に描く必要は無い。現実に存在しない風景であっても、私という感性がみた風景だ。

左:ドローイング395.小説:小樽の翆324.酷寒の積丹半島(2021年2月24日) 

右:ドローイング435.小説:小樽の翆364.二度婚の勧め(2021年5月4日)

 

 写実的であれ、想像デッサンであれ、風景のヒントが欲しい。実際に小樽にも出かけたが、外出自粛の時代に、そうそう通えるわけではない。そうなるとWEBから引き出すしかない。例えば下図左は、ネットサーフィンの途中でみつけた絵画であり、引用元不明なのでクレジット無しでアップさせている。

 背景から手前の木枝に向かってくる大きな空間感が面白いと思った。そうなると背景の描き方がポイントだ。

 それで模写するつもりで描いていたら、絵具や筆の水加減で、まったく異なった風景になってしまった。遠景観を描いたはずが、近景観だ。これじゃ公園の小さな池ぐらいだが、小さいとはいえ、一応これも冬の景色であるのでテキストを手直ししてアップさせた。

左:WEB画像

右:ドローイング385.小説:小樽の翆314.デリッシュ・キッチン(2月3日)

 

 どんな小説でもいいし、どんなイラストでもいいし、人に読まれる必要もない。でも文章とイラストとのクリエイションってかっこうのコロナ禍の時間つぶしだが、変異ウィルスのおかげて、京都アクアリーナもクロッキー教室もお休みになってしまった。ダイエットは最近の生きがいだったのに、それができない。裸婦を描いて気分転換もダメ。さらにお店は酒を出さない・・、いつから禁酒法ができたんだ。これまでの自粛期間のなかで一番ストレスがたまりそうだ。

 さて、そんな「小説:小樽の翆」も、はや1年以上続いている。

 フィールドへ出かける事を常としている立場では、そんなストレスは、幼稚なテレビやゲームや料理づくりだけでは解消されない。だから外出をして、久しぶりの都市の空気や刺激を感じ、友達と会食し情報交換をしたりと・・。もう感染したっていいや!、都市の人出が大きく減らないのも、そうしたやけくその気分があるのだろう。

 4月25日から続いた京都府の緊急事態宣言も今日で終わるはずだったが・・・・、終わらない。先進G7国は既にワクチン接種がデータに現れるほど進んでいる。これにひきかえ日本はデータ上にはまだ見られない。治療薬アビガンを世界に提供してきた見返りが、この遅さですか。日本は、ワクチン調達に大幅に出遅れたので、効果の薄い宣言をだし国民の眼をそらそうとする施策とも思われる。

 変異ウィルスが登場してきてから実効再生産数が高く、そしてこの数値が低減しない事がデータから見て取れ、変異ウィルスの特徴のようにも推測できるが・・・。

 そうなるとこれまでとは状況が異なり、宣言ではなく都市自体を封鎖するロックダウンの必要性が高まっている。だからワクチン調達を前倒しにし、全国の医療機関を総動員してワクチン接種を早くすべきじゃないですか。すくなくとも今年の夏までに社会的免疫を獲得するぐらいの速度(全国民の6割以上の接種)が必要だと思われるが・・・。これについては、月末のデータをみながらまた考察してみよう。

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ドローイング440. 小説:小樽の翆369. 妊活

2021年05月10日 | Sensual novel

 

 和子さんの話は、まだ続きがあった。

和子「泌尿器科ってカップルが訪れることがあるのよ。結婚したはいいが無精子じゃ役立たずよね。だから婚約前に妊活だって」

翆「ふぅーーん、それで精子の数が少なかったら婚約パスなんだ」

和子「そんときは人工授精ね。でね、うちの採精室って1室だけなんだ。時間制限なしでしょう。だから前のヒトが使っていると待たされるのよ」

翆「そんなので、まちたくない男心かなぁー(笑)」

和子「受付にいると話が聞こえてきちゃうのよ・・・

彼『こんなのくるのやだなぁー』

彼女『だってえー、パパが精子が一定数あるかどうか検査してこい!、っていうんだもん』

彼『いつもやってんだから、あるさぁー』

彼女『私だって産婦人科で子宮も卵巣も正常ですって、調べたよ。今度は君の役目だよ!!』

彼『屈辱的ーーー!!!』

彼女『じょうがないじゃん、うちの家系は子孫必須なんだから。調べといてねっていってもクリニックにいかないんだから、今日は私がついてきたから、はやくすまそう!』

彼『はやく、すまうそうだってぇー、100年の恋も冷めるよなぁー』

彼女『恋なんかどうでもいいのよ。子供つくれば合格なんだからぁー』

彼『えっえーーっ、即物的ーーー!!!?、そんなの燃えないなぁー』

彼女『男と女なんか即物的に決まってるじゃん。だから先生の指示を聞いたでしょ!、5日間、禁欲したでしょ!!!』

彼『君の裸体を思い出して昨日ぬいちゃった(*^^)v』

彼女『!!!(メ-_-)えっえーーっ、バッカねぇー・・・、それじゃ、ダメじゃん…>_<…・・・』

彼『君の手でいかせてよぉーー(^_-)-☆』

>彼女『(・O・;・・・(゜◇゜)ガーン・・・・・』

・・・・だって」

翆「男って、そういう身勝手な気分ってあるよねぇーー」

和子「それで彼女に背中をおされて、しぶしぶ採精室へいったわけ・・・

彼女『下だけ脱けばいいから・・・! 』

彼氏『君もねぇー』

・・だってさ!」

翆「当てつけられているみたいじゃん、その先の会話は想像できるよねぇー・・・」

和子「だってねぇー、採精室にいったら結構時間がかかったよ。採精室の壁って家具メーカーのパーティションじゃん。聴診器あてるとなかの様子が微かに聞こえるけどねぇー(笑)。長いからどうしようかと思ったもん・・・。それでようやく二人がでてきて、私、彼女にいったの、顎に小さなご飯粒ついてるよって・・・」

翆「お口でやって、苦労してだしたんだぁーーー、ようやく検体ゲットして看護師の仕事は一件落着だねぇー」(大爆笑)

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ドローイング439. 小説:小樽の翆368. ボッキマン先生の話

2021年05月09日 | Sensual novel

 

 翆は夜勤。

真夜中の休息タイムに、看護師の和子さんとボッキマン先生を紹介した事が話題に。

和子さんは、泌尿器科の看護師経験があるから話題は盛り上がる。

和子「あのねえ、ボッキマン先生のところに80歳近いお爺ちゃんが通っていたの」

翆「尿道炎でも起こしたかなぁー!?」

和子「それが、精力が弱くなってきたので回復させたいというわけ。ボッキマン先生は『男だって更年期障害があるから、それが一般的じゃないですかぁー』というわけよ」

翆「80歳で性欲があるんだぁー」

和子「精子の量は少ないけど、勃起するんだって」

翆「でっ、奥さんと、やってるのかなぁー??」

和子「奥さんは既に亡くなっているの」

翆「つまりオンナの人がいるわけだ・・・」

和子「うん、どうもサイトで女の子を引っかけているみたいなんだ・・・・」

翆「元気だねぃ・・・」

和子「それがぁー、あるとき、来なくなったの!」

翆「腹上死でもしたかぁー」

和子「そしたらね、突然ボッキマン先生の所に保健所から問い合わせがあったんだって」

翆「保健所と聞けば、コロナじゃん」

和子「どうも他の病院で隔離されているみたいなの。それで感染経路を調べているんだけど、どうしても経路不明があるんだって。その不明経路から感染したというのが保健所の話なのよ」

翆「それがサイトでつった札幌あたりの女の子経路なんだぁー」

和子「ボッキマン先生も、『それだろうっていってた。うちに来なくてよかったぜ、だって」

翆「感染経路不明者のなかには、不明にしておきたい事情があるわけだ。夜中に病室を抜け出して夜のお姉ちゃんを買って感染し病院にばらまいた、なんてこともあるらしいよ」

和子「だってさあ、太っていたから高血圧でうちの病院の内科にもかかっていたのよ。そんときお孫さんをつれた真面目そうな息子さん夫婦と一緒だった事もあるの」

翆「それで息子夫婦の手前、若い女の子を買って感染しましたなんて言えないよねぇー」

和子「高齢者感染男性数と感染経路不明数の数値が、どうも相関しているみたいだとボッキマン先生はいってた」

翆「ウッキャー、爺はしかめっ面して偉そうにしているけど、若いお姉ちゃん買って遊んでいるのが内実なんだ」

和子「そうよ、だって今は、お客さんも少ないからお姉ちゃん達の値段もディスカウントなんだってぇー。そしたら叔父様達も買いやすいじゃない」

翆「でっ、そのお爺ちゃん、その後はどうしたの?」

和子「治療の甲斐なく死んじゃったって、ボッキマン先生が言ってた」

・・・・

そんな話を翆は、家でアチキとしていた。

「老人達は、一生の間に沢山経験してきたから、いろんな物事を蓄積しているはずだ。だから、若い人達の手本になると昔のヒトは教えたかもしれない。だが本人も気づくのだが、蓄積したはずの知識や技術が消えている。それが老化だ。じゃあ、威厳だけで装うしかないので威張っているわけだ。

そんな蓄積論というのは、あり得ないですよ。むしろその年代の諸相が走馬燈のように回りめぐっているだけでしょう。人間は、年代毎にそんな回ってくる絵をみているだけで、見ている絵の記憶が蓄積するわけではない。

あえていえば、勉強して、試練をくぐり抜けて、一定の見識ができて、実績を沢山残して、自分のポリシーってできる事はあるだろう。そういうのって顔に出るよね。

でも普通の人は、そんなことしないな。人並みに仕事して遊んですごしているうちに孫もできたが性欲もある。幸せだなぁーと思う反面女の子を買う遊び癖が抜けない。男のプライドの裏側ってそんなもんだよ。だからしかめっ面して威張りくさっていたら女子達は心の底で笑っているよ。まして日本人は外国人と比べたら、ものすごく人相が悪いからなおさらだよねぇー。あるのは性欲と金銭欲だけだもん。それって沢山努力しないと抜け出せないだろうなぁーー」

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ドローイング438. 小説:小樽の翆367. 小春のおさな妻

2021年05月08日 | Sensual novel

 

 アチキが小樽公園でスケッチしていると、下校途中の小春がやってきた。中学生になったから制服姿だけど、気分はいつもと変わらない。

小春「オジサン、今日もここね!」

「デスクワークのあとの散策ですぅー。すそぐそこの菁園中学だろ?」

小春「うん、いつもと変わらないんだ。だって小学校の隣だもん」

「じゃあ、ユウ君とも一緒なんだ」

小春「クラスも一緒だよーーん、ユウ君最初から成績トップなの」

「いいじゃん、優秀な彼氏で」

小春「でもねぇー、欠点もあるの」

「どんな欠点?」

小春「毎日、セックスしないと、勉強に集中できないんだって」

「はあ!、それ欠点?」

小春「立派な欠点よ!。だってねえ、この前なんか、ユウ君ちでセックスしたの。そしたらユウ君のおちんちんの先に血がついていて、小春の股間から血がポタリポタリ。生理が来たぁー、といったの。それでもユウ君は、明日もしようよだって」

「まあ、人間とは、そんなもんでしょう」

小春「生理中で血まみれになるよぉーーっていったの。でねユウ君が、最初の試験も近いし、しないと勉強に集中できない、っていうの。だからぁー、小春のボディの写メをユウ君にあげて、これで抜いたらっていったわけ。ほらこれ、綺麗でしょう(笑)」

「ほう!、なんともなまめかしいボディですねぇーー、綺麗ですけど・・・」

小春「でしょう。そしたらユウ君は画像だけじゃ1日であきる。やっぱ生がいい、というのよ。だから今度は美希姉ちゃんに教わってお口で抜いてあげたの」

「それは、それで優しいことですねぇー」

小春「それも1日でお終い。やっぱり生がいい、というので、生理が納まりかけた頃、やってあげたわけ。ユウ君のおちんちんに血がついていたけど。それでやっとユウ君も落ち着いたみたい。小春は血が多いんだよーー」

「うーーん、素晴らしい話!」

小春「オトコの人って大変だね。生理なんか数日で終わるのに、男の人は毎日抜かなきゃならないんだって、と美希姉ちゃんがいってた。それがずーーっと続くんだって。毎日、毎日だよーーん。そうしないと集中できないんだって。だからユウ君の成績がいいのも、小春のおかげね」

「そりゃ、そうだ」

小春「でっ、セックスすると、ユウ君はお腹が空くの。お母さんは帰ってくるのが遅いから、小春がユウ君のご飯をつくってあげるの。そんなにお腹が空くなら出さなきゃいいのにねぇー。それで小春が帰ったあと猛烈に勉強に集中して、翌朝眠い顔して学校にやってくるの。それで授業をしていると眼が次第に覚めてきて、でっ、セックス、それが日課よ」

「抜いて、ご飯をたべさせて・・・凄いなぁー小春も。主婦じゃん」

小春「そうよ、ユウ君のママは一緒にお勉強していると思っているし、いつもご飯をつくってくれてありがとう!、っていわれたわ。そのかわりユウ君と毎日セックスできるけどさぁーー。あっ!、またユウ君ちにゆかなきゃ」

「ほとんど主婦ですねぇー。おさな妻というのが昔あった。あれだな」

小春「バイバイ」

といっていつもと反対方向へ去っていった。

つい先日までは、生理が来ないと騒いでいたのに、小春は、グングンと女になってユク。

なんと素早い成長だろうか。

世間がよく言葉にする中学生の自覚などという定義できない非論理的なことはどうでもよく、やはり若いということはといいなあーと、うらやましげに小春の後ろ姿を見送った。

・・・

小樽は、春の臭いで満ちている。

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ドローイング437. 小説:小樽の翆366. 聚食の景

2021年05月07日 | Sensual novel

 

 土曜日は、明菜姉ちゃんの高校のお昼のお食事会に呼ばれていた。

だからケーキを携えて美術準備室に入ると、「ハイ消毒!」と生徒達から声かけられ、スマホで体温を測定され、机の上に荷物を置くと歓声が上がり、というのもケーキの包装紙でわかるのだが、キーマカレーとサラダの美和さんの手料理にありつくことができた。

カミヤカーン先生が、にこにこ顔でやってきた。

「例年ですと毎月一度、ここでお昼のお食事会をしているんです。最近は、新型コロナの影響で自粛してましたが、新入生も入ってきたしマスクしながら開催することにしました。小学校でも給食が毎日出されているので、それを思えば学校はクラスターの発生もないし、大丈夫でしょう。生徒達の楽しみまで奪われたくないもんね」

(笑)

「お説ごもっとも。休み中も生徒達は、ここ?」

カミヤカーン「実は生徒達は、休み中もずーっとここに隠って作品制作に励んでいました。ここにいれば感染の心配がない、という信仰みたいなモノができていて・・・・。だからこの部屋と自宅との往復で、まれに画材屋に足を運ぶぐらいで外に出るぐらいかな」

「絵のモチーフは、どうするの?」

美和「全部WEBですぅー。画像からデッサンを起こして描いてゆきます」

「なるほど、それで海外の風景の絵があるんだ」

美和「ここにいても、世界を眺めた気分になるんです」

カミヤカーン「やっぱ、クリエイションしていると、それで十分満足感というのかな、そういうのがあって、どこかへゆきたいという気分にはならないみたいなんです。ここにいながらイメージは世界に広がってゆくのが、現代っ子ね。緊急事態宣言というのは、素晴らしいイマジネーションの時間をタップリくれたみたい」

「あっ、野菜入りキーマカーが旨いじゃん」

カミヤカーン「でしょう。うちの生徒は料理が日増しに旨くなってゆくんですよ」

「どうやってつくったの?」

美和「お家の台所から持ってきたスパイスかなぁー、ママに配合量を教えてもらって、カーダモン、クミン、コリアンダー、ターメリック、それにレッドペッパーを加えたの。あとは玉葱をよく炒めたの」

「玉葱が決め手かぁー」

美和「うん!、みじん切りにして十分過ぎるぐらいに炒めたよ」

キャンバスに描かれた海岸の風景を見ながら、みんなで集まりお昼をいただく幸せな時間。

新入部員もいる。

来年は明菜姉ちゃんみたいになっているだろうか。この部屋で製作しながら、みんなそれぞれなりの大人になってゆく。

聚食の景も素晴らしい光景だ・・・。

・・・

小樽は、青い空だ。空気は冷たいが、やっと冬がいっちまった。

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ドローイング436. 小説:小樽の翆365. 青森のリュウ君の通院治療

2021年05月06日 | Sensual novel

 

 翆が泌尿器科外来の予約をしてくれたので、南小樽駅でリュウ君夫婦と待ち合わせた。

リュウ君は小樽へ来るのを渋っていたが、フィリピン人の奥さんに励まされるようにやってきた。

奥さんは、青森から小樽が随分と遠いところだとは知らなかったようだ。

アチキが病院まで案内し、初診の手続を済ませて外来の待合室で待っていると、ほどなく呼ばれて悄然とした表情のリュウ君は、フィリピン人の奥さんに背中を押されて一緒にボッキマン先生の診察室へはいっていった。

・・・

ここから先は、診察と治療を終えたあとのリュウ君の話。

リュウ君「ボッキマン先生は50代ぐらいのやり手という感ずなのよ。話すていで、じゃエコーでみるはんで、というはんで下腹部さエコーあでで、『前立腺肥大!、形状不整形!!』なんてまるで電車の運転手みでぐ声張り上げでいうのよ。そえで、えっ、わーって、勃起すねだげでねのぉーど不安感増大。このどぎは気滅入ったね」

「泌尿器科の先生って、最初は、はったりかますもんねぇー・・・」

リュウ君「そえで血液ど尿の検査だよね。結果はすぐ出るんだど」

「一応関係するところは検査するんだね」

リュウ君「でっ、検査結果出で、異常なす!、といわぃだ。診断は、男性ホルモンの低下による男の更年期障害だって。確がに体重増えでぎだす、放置すれば高血圧などの生活習慣病になるはんで男性ホルモンの投与するが、もすくは減量だど。それがらやんわりど態度変わって優すくなるんだよ。さで、勃起不全だって、いづがら、なんかストレスがあるのがなぁー、といろいろど問診されでさ。

そえで上さんが・・・

My husband's cock doesn't happen. Please erect his cock by all means. I'm sad if I don't get an erection. I'm not satisfied with the vibrator.Teacher please.

というわげ。おいおい、そったごどまでいわねでもいばってさぁー。

すたっきゃ、先生は笑いながら・・・

Ok, leave it to me.

だって、なんかこっちが恥ずがすくなってまったよ」

上さんが側で嬉すそうに笑っちゅ。

ラブラブごそが全でどしゃべらんばすのうれすさだ。やっぱフィリピーナ!、だよね」

「そえでバイアグラでも処方すてくれたの?」

リュウ君「男性ホルモン低下すてらはんで肥満抑えるコントロール効がねんだってさ。だはんで減量すてけって。それがら適宜男性ホルモン投与すつづ、最初は弱ぇ薬による治療がら始めるべだって。定期的さ通院すてねだってさ・・・」

そういえばリュウ君夫婦は、青森市から八戸港にでて夜行フェリーで苫小牧港につき列車で小樽まで来たんだったな。一寸ミニ旅を楽しむ感覚で、通院するんだろうな。

そんなわけで、夜行のシルバーフェリーで帰っていった。

どこかに一抹の寂しさを感じさせる・・・。

恐山いたこの口寄せ、寺山修司の寂しさだろうか。

それにひきかえ、小樽は、伊藤整、石原裕次郎、吉永小百合も寅さんもきたな。

小樽は、ねあかなんだろうね。

・・・

小樽の風も暖かさが感じられる。

春がきたかなぁー。

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ドローイング435. 小説:小樽の翆364. コミュニケーション 

2021年05月05日 | Sensual novel

 

 小樽も暖かくなってくると、絵のモチーフが少なくなってくる。冬に描いたスケッチでも着彩していようか。

階下では翆が炬燵でパソコンに向かっているようだ。

昼頃階下に降りて翆の画面をのぞき込む。

翆「Fasce BookがやっているInstagramって排他的だと思わない?」

「はぁー??」

翆「ホラ全部若い女の子が綺麗な髪型をして、メイクもファッションもバッチリ決まっていてさぁー、これってファッション雑誌にでもアピールしているのかなぁー。こんなコミュニケーションってあるのぅーー??」

「ちゃんとフォロワーがいて、いいね、しているんだ。美しくなったから不特定多数の人にアピールしたい、ただそれだけでしょう。コミュニケーションは、どうでもいいんだよ。Face Bookだって同じだよね」

翆「FBって、世界70億の人と手をつなげたいってやつね」

「世界の人達が手をつなげたら、繋いだ手の先には殴りたい奴もいれば、戦争したい奴もいる。だからハッピーどころじゃない。アチキのFBなんかお友達の半分ぐらいは国際ロマンス詐欺師だよ。手を繋がなくても向こうからやってくるからね」

翆「コミュニケーションって本来はパーソナルだよね、FBのお友達ぐらいで、私のコミュニケーションの世界にはいってきて欲しくないよねぇー」

「そうなるとうちらのテイストに近いのはLINEだよね、ただし中国がのぞき見しているけど・・・」

翆「それかぁーー!

そういって翆がアチキの股間を撫でている。アチキはお腹が空いているのに息子に先にご飯かよ。

でも、セックスがマンツーマン・コミュニケーションの最たるものだということは確かだ」

翆「あらそうお、これ立ちそうじゃん!」

「ううっ!、夕べもしたでしょう!!。そういえばアチキの友人のリュウ君は、二度目の結婚でフィリピン人の奥さんもらって、毎晩セックスしていたんだって」

翆「うちと同じじゃん」

「フィリピンって毎晩セックスするのは、当たり前なんだってさぁー」

翆「だよね、それでぇーーー」

「でね、リュウ君が最近起たないというので、バイブレータを2本調達したんだって。これがそのビデオメール。『えっぇーー、この穴さポコチンへで、ええっ、こった性具もありますね・・・。ええーっ、こぢらは電動のバイブレーターだぅーー』だってさ」

翆「EDね。つまり勃起不全とか勃起障害。今は、バイアグラが治療薬になったから個人では入手できないよね」

「でっ、バイブレータで旨くできたみたいなんだけど、それって一時的だよね」

翆「そりゃそうだ。だからぁー泌尿器科の先生にED治療薬を処方してもらえばいいじゃん。バイアグラとかレビトラ、シリウスなんていう治療薬があるよ。うちの病院にもちゃんとした泌尿器科外来があるからリュウ君を呼んであげたら。フィリピンの奥さんが可哀想じゃん・・・・」

「あっ、その手があるか・・・・」

翆「起たないから立たせてぇーという患者は、結構いるみたい。アチキが起たなくなったらここだな!。泌尿器科の先生は知っているしさ。誰が好いかなぁー、やっぱ一番元気なボッキマン先生だな。予約しておくよぉー・・・・」

えっ、起たないのに起たせるのか・・・。

翆「セックスもコミュニケーションって、さっきいってたじゃん」

ホントに女の性欲は灰になるまでだなぁー・・・・・。

・・・

小樽も、柔らかい陽射しになりつつある。立派な春だ。

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ドローイング434. 小説:小樽の翆363. 二度婚の勧め 

2021年05月04日 | Sensual novel

 

 ベーヤンのアトリエも、機材や書類が所狭しとおかれて、仕事をしているという感じがいいよね。さて・・・

ベーヤン「二度目の結婚でラブラブなカップルって結構いるんだよ」

「そりゃ当然だよ。だってセックスの出逢いで始まり、つきあっているうちに可愛いなと思う。セックス、恋愛、結婚という順序がただしいもん」

ベーヤン「二度婚の勧めって、あるとおもわないかい?。恋愛、結婚、仮面夫婦という間違った順序を選択したら場合の救済策かな」

「だって仮面夫婦をしていると浮気するじゃん。皮肉にもお妾さんとセックスで相性が良かった。そんなときはさっさと二度婚だよね

ベーヤン「うちも仮面夫婦だから、娘が生まれてからセックスレスだよ。二度婚したろかな」

「つまりベーヤンは和恵さんと暮らしたいというわけだろ。それいいと思うよ。でも奥さんの女としての意地かあるから許さないよな。だから妾でいいんではないかい。日本の首相の吉田茂だって、最後はお妾さんにおくられていったよ。和恵さんなら、そんなこと気にしないと思うよ」

ベーヤン「二度婚ありだよな。若い頃はよくわからなくて回りの言いなりなって結婚したけど、しまった!、順序を間違えと思った時には、家に嫁がしっかり鎮座してるんだよ。あれみると失望だよ」

「人間は初婚で100パーセント失敗するから、二度婚が正解だよ。女ってセックスよりも結婚して家に鎮座したいという願望が強いから、そんな女に恋心はわかないよ」

ベーヤン「じゃ若いときは同棲の勧めだ」

「同棲なら飽きたとき簡単に別れられるから、若いときは同棲で十分でしょう。同棲していて気づくんだよ、映画のような恋愛は、オキシトシンの分泌のなせるわざだと・・・。オキシトシンの分泌は、一発やりたいという欲望だから、それを恋愛と読み替えてもねぇー、まあ無理筋だよね」

ベーヤン「和恵と暮らす家を設けようかなぁー」

「それいいんじゃん。もう子供をつくる義務からは開放されたから、大人の恋愛を楽しむべし、だね。女って子供ができると、子供の世界に入り込んじゃうじゃん。それに子供を中心に家が回るなんて狂っているとしか思えない。それで運良く旦那の元に戻ってきたときには、婆だよ。日本人は少ない子供を異常に溺愛しすぎるんだよ。それは絶対におかしいぜ。少子化が生んだ弊害だろう」

ベーヤン「あるある、子供を溺愛し、教育はとか、うるさくてさ、旦那はほっておかれるというのがが、うちにも・・・」

「子供はほっといても育つ、フランスでは寄宿舎に幼少の時から預けっぱなしだよ。むしろほっといた方が、子供が自分の世界を築く意識が育つよな。いまはなんでも親が与えるから自立心がないよねぇー。それっておかしいよ!」

ベーヤンと二度婚の勧めに話をしていたら、もう古びた仕事場に夕方の陽射しがはいってきた。

さて、昼酒をお開きにして、そろそろ小樽に帰りますか・・・

・・・

冷たい空気のなか、夕方の斜めの光が街を立体的に見せている。

そんな札幌の街を歩きながら、駅をめざした。

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ドローイング433. 小説:小樽の翆362. 男と女の順序

2021年05月03日 | Sensual novel

 

・・・・・

ポルトガルの安ワインと百貨店のサラダにローストビーフを魚にして、

札幌のベーヤンのオフィスで、お家のみを続けていた。

ベーヤン「女って面倒くさい。だって口説き落とすまでに、いろんな手続きがいるんだよ。女だってそれほどの玉じゃないだろうよ。こっちだって普通の男だぜ。お互い様じゃんとおもうけど・・・」

「世の中に自明のこととして理解されている、出逢い、恋愛、セックス、結婚、出産、という順序が、全ての原因だな」

ベーヤン「それって面倒くさい手続きとなんか関係あんの?」

「だってオキシトシンが分泌されて一発やりたいなぁーと思う生物の本能を、人間がこしらえた恋愛という概念で読み替えてしまったのが間違いの元、

恋愛小説を書いている小説家とか、映画とか、ベーヤンの所のCFだってそうだけど、ストーリー化しやすいという理由でセックスと恋愛の順序を入れ替えちゃったんだよ」

ベーヤン「だって順序を入れ替えなきゃストーリーにならないよ。

出逢い、恋愛の順に来て、頂点でセックス、それから所帯を持って出産という方が次第に盛り上がるのでストーリー化しやすいもんね。

これって今じゃ定番のシナリオだよ」

「そんなメディアなどがつくったインチキ・ストーリーが国民のライフスタイルになっちゃった。

本来は、生物の本能が働いて最初はセックスではじまり、

それで相性が良ければ子供ができるじゃん、

じゃぁ所帯を持とうかになって家庭ができる、

それが長く続けば、この女も可愛いと愛着がわいて恋心が芽生える、

それが本来の順序、

恋は、男と女のつきあいの最後よ」

ベーヤン「世の中は、男と女の本来の順序をはき違えたまま暮らしているんだ」

「生物本能が先に来るから先ずセックスと出産が先、

それから長く暮らしているとこの女も可愛いなと思って恋心が生まれる、

セックス、出産、家庭、恋愛の順だろうな」

ベーヤン「ふぅーーん、今の現実は、本来とは違う順序で自分をごまかしながら生活してゆくわけだ。

メディアなどのインチキストーリーに乗ったらどうなるんだろう」

「そりゃ仮面夫婦でしょう。

出逢った、僅かのセックスでゴールインした、

だが奥さんが実はセックス嫌い・・・、

もちろん長く暮らしても愛着がわかないから恋心は皆無、

女って子供は欲しいけどセックスや恋はしたくないというのがいるんだよ」

ベーヤン「うちの家庭だよ、

娘生んでからさあ、上さんとは何年もセックスレス」

「そんなるとすべてが、ママゴト家族"、よ、

夫婦ごっこ、子育てごっこ、親の世話ごっこの仮面夫婦というわけさ」

ベーヤン「離婚したっていいんだけど、

娘と母親が食べられなくなるから非人情になれない」

「ベーヤンみたいに社会的地位があると蒸発というわけにもゆかない、

だから妾をつくるのがいいじゃん、

妾とこれからの人生を楽しめば、

あの日本の首相だった吉田茂だって、最後は妾に看取られていったんだから」

ベーヤン「それだな、男と女の間がイキイキとしてくるのは・・・」

「あっ!、いるじゃん、あれだよ、カメラマンの和恵さん」

ベーヤン「ああっ、あいつかぁー」

「だって、ベッドに誘ったって断らないだろ、

それに面倒な手続き風みたいなこともいらない」

ベーヤン「確かにーー」

「男が誘っているのに断らないという女も少なくなったよ、

都市化して、親の教育が間違って、君んところのメディアとか小説とか映画が恋愛の嘘話でもりたてるから世の中が勘違いしてしまった、

そんな虚構の話で現実の人生をやってんだから、もう驚きだよ」

・・・・

昼飲みの宴は、まだ続く。

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番外編459. 新型コロナウィルス16. 米国の状況について

2021年05月02日 | analysis

 

 京都府に出されていた緊急事態宣言も終わるのか継続するのか、無意味な議論が続いている。感染の終息は、ワクチン接種だけである。従ってそれ以外の国や自治体の施策は無策といってよい。

 新型コロナに関する報道やWEB情報が多数あり、国が文科系自治体職員のために感染状況5指標で、ステージ1感染ゼロ散発段階、ステージ2感染漸増段階、ステージ3感染急増段階、ステージ4感染爆発段階迄の4段階のカテゴリーを設けマトリックスで示したあの表がある。これに基づき緊急事態宣言やマンボーの発生判断に使っている。この表の指標には、入院率、重傷率、10万にあたりの両用患者数、PCR陽性率、10万人あたりの新規報告数、感染経路不明割合がある。全て感染者数に端を発する指標であり、私から見れば1カテゴリーに過ぎない。こうした指標は文科系役人が施策実施判断の玩具であるので、これらの指標を国民は無視してよいし、報道する必要を感じない。

 感染症をみてゆく基本データは、二つしかない。感染者数とワクチン接種者数である。この二つのデータの推移構造は逆相関であり、COVID-19の収束はワクチン接種による社会的免疫の獲得によって収束する。それが出口だ。これら二つのデータを米国の例でみてみよう。

 

1.米国の全体状況

 2020年1月〜2021年4月迄の米国の1日単位の感染者数推移をみたのが図1である。二つの山を経過し2020年末に30万人/日と最大値となり、以後ワクチン接種の効果があり、現在5万人/日まで低減してきたことがわかる。

図1. 米国の感染者数の推移

出典:厚生労働省:新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について、20201月〜4月28日https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00254.html

 

2.米国のワクチン接種後の感染者数の推移

 米国でワクチン接種が開始され、統計にデータがあがるのが2020年12月からである。そこで図1の1日感染者数最大値の12月〜現在までと、1回でもワクチン接種した人の米国民全体に占める割合-ワクチン摂取率の2軸グラフが図2である。左側縦軸が1日感染者数推移、右側縦軸が摂取率である。摂取率は現在43%まできたところである。感染者最大値から1/6に減少している摂取率は44%弱である。このグラフをみると、明らかに逆推移=負の相関がわかる。

 

図2. 米国の感染者数推移とワクチン摂取率

出典:厚生労働省:新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について、202012月〜4月28日https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00254.html

Oxford Univ.Our World in Data、https://ourworldindata.org/covid-vaccinations

 

3.感染者数とワクチン摂取率の相関係数

 感染者数とワクチン摂取率の関係をみるために半月ごとの相関係数を算出したのが図3である。絶対値±1の間で、マイナス側は負の相関が高い期間であり、感染者は低減し摂取率が向上している。プラス側は、感染者数と摂取率が正の相関であり、どちらのデータも増加傾向を示す。

 2021年1月下旬から2月15日にかけて高い負の相関を示しており、ワクチン接種が感染者の増加を低減させている効果が高い期間である。2月下旬から4月15にかけては、正の相関であり、感染者数とワクチン摂取率にいずれもが増加傾向を示している。だが値は0.2以下と低い。これはもみ合っている状態といえる。さらにに4月中旬以降高い負の相関を示し、ワクチン摂取率の増加に伴い、感染者が低減していることがわかる。

 総じてもみ合いはあるものの、全体として大きく低減傾向にむかっていることがわかる。

図3. 米国の1日感染者数とワクチン摂取率の相関係数の推移

出典:Oxford Univ.Our World in Data、https://ourworldindata.org/covid-vaccinations

 

4.各国のワクチン接種状況

 4月28日迄におこなわれた各国のワクチン接種状況を示したのが図4である。トップから順にイスラエル、英国、米国、チリ、バーレーン、ハンガリー、ウルグアイ、セルビア、ドイツ、フランス、トルコ、ブラジル、インドと続く。日本はこのグラフにすら登場しない程度の摂取率である。また線形勾配が比較的類似している国が多いことも特徴だ。

 

図4. 世界のワクチン接種状況

出典:Oxford unv.Our World in Data、https://ourworldindata.org/covid-vaccinations

 

5.まとめ

 米国は、全体としてみればワクチン接種により感染者数が激減している。感染者数は、人間の行動の多様性があるからバラツキが出てくる。それに対してワクチン摂取数は一定のテンポでおこなわれており、接種体勢が確立されている事がうかがえる。摂取率は直線方程式とみることができそうだ。そこで社会的免疫を獲得できるワクチン摂取率100%となるのは、何時かが算出できる。

Y=7.3x(1ヶ月7.3%の社会的免疫を獲得しつつある事が数値からわかる)

Y=100%で計算すると、xは13.6ヶ月と算出できる。

つまり米国は、2020年12月に接種が開始されたから、2022年2月に社会的免疫100%が達成されることになる。

参考までに、x=13.6ヶ月を我が国にあてはめると、2021年3月接種開始だから2022年5月に社会的免疫が100%になる。つまり感染の終息である。米国より人口が少ないから早まりそうだが、ワクチン輸入が遅れる事も予想されるから、これらは相殺とみた場合の話である。

 

6.追記

 図4をみれば、我が国の対応は先進国としては大変遅い事がわかる。

 その原因は、物事の進め方にある。問題が発生する、データを集めて分析する、みんなで今後の方針を議論する、方策をつくる、周知する、というのが政府・自治体の一連の手順である。こうした手順では、後手の対応しかできない。このような文科系的手法がすでに限界である事をCOVID-19は教えてくれている。やはり数理モデルで半年先を予測し、これに従って政策がつくれる理工学系トップをおく政府や自治体であるべきだろう。

 何故、先を急ぐのか?。

 それはウィルス変異である。昨年11月の段階で3,000種類のウィルスに変異していたとするNHKの特集があった。ウィルスは、環境障害を乗り越えて変異してゆく。ワクチンもウィルスにとっては環境障害の一つである。障害があればウィルスも変異してくる。だから今後ワクチンの効かないウィルス変異が起きる場合も考えられる。だから、ワクチン効果がある今だからこそ収束を急ぐべきなのである。文科系の議論をしている場合ではないと私は考えている。

 こんな風に自分でデータを集めて解析したが、この程度のことなら今の中学生でも可能だ。大切な事は自分の頭と手で計算してみること。そうしてはじめて自分で適切な理解ができるし、緊急事態宣言があろうとなかろうと、ワクチン接種までは密をさけていたいと思うようになる。

 最後に、COVID-19のデータを最初から収集してきた米国の名門医大ジョンズホプキンス大学データセンターのダッシュボードURLをアップさせた。またダウンロードデータの一部をスクリーンショットで撮影した。全部で3681行ある。これで世界の一日分の感染状況のデータである。これが日数分ダウンロードできる。先ずは自分の手でデータを編集し、解析してみることをお勧めする。というのも感染症の解析は、この程度までならば中学生レベルの知識で十分だからだ。

図5. ダウンロードデータの一部(Johns Hopkins Univ)

出典:Johns Hopkins Univ.

https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

 

トップ画像 

京都市

Nikon Df,CarlZeiss PlanarF1.4/50mmT*ZF2

ISO200,露出補正0,f/2.8,1/80

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