本年は、区班長のお世話役であるが、年間通じて、それほど多くのお役目がなく、広報誌の配布、回覧物の回覧、公民館の掃除担当の調整、寄付金の徴収程度である。ここ数年、文化的活動もほとんどしなくなっており、今までも、機会あるごとに呼びかけたが、皆さん乗り気でない。周囲を見渡せば、高齢者、体が不自由な方、先ごろ連れ合いに先立たれた人がいらっしゃる。自分の勝手であるが、時間があるときに、そのおうちを覗き、「元気ですか?」と言いながら、喜んでもらう、大きな字で書かれた「ごみ回収カレンダー」を持っていく。今日は、ちょっと気落ちしていた高齢のご婦人に初めて、背中をさすってあげた。すごく、喜んでいただいた。これだけで、自分自身も気持ちがすっきりした。人間社会はお互いの支え合いである。もっともっとこのことに現代人は目覚め、次なる行動を起こすべきではないかとあらためて思った。