一筆書きの問題に出あい、関係する雑誌や出版物をペーパーサーフィンすると、あたらめて自己の頭の固さに情けなくうんざりしている。しかし、折角出あった人生最後の運命チャンスと思い、事例としてよく知れた『ケーニヒスベルグの橋渡り』の、同じ橋を2回以上は渡らずに7本の橋を全て渡ることは可能かという問題を考えてみた。地図を変形して簡単グラフ化、奇数になる辺(橋)の地点が0または2個の時に一筆書きが可能であると昨夕からず~っと考えて今朝わかった。実は、この問題は、位相幾何学やオイラー・ポアンカレといった数学者も関係していることに気づき、今さらながら学生時代に勉強しなかったことを大反省している。