Ｐ社株主総会のインターネットライブを初めて見た。何故か案内のパソコンではつながらず、仕方なくスマホで見たが会場参加よりもスクリーンが鮮明に、報告内容もよく聴き取れた。業績不振だからこそ、超新たな方針を期待したが、原点に立ち戻る水道哲学や物心一如がうたわれ、改革でなく改善を打ち出す経営陣に緊迫感に乏しく甘さを感じた。Ｓ社に大差をつけられ、それでも、社外取締役報酬を１．５倍に、商品修理サービスの低下の実態、噂されるリストラなどについて、非常に厳しい株主質問があったが、いつも通りの前もって準備された回答を読み上げる役員連中には、株主に誠意をもって、対応していないと思うほどであった。未だ大企業病、お客様第一を徹底できず、ソフト思考が育まれず、人材育成開拓に遅れてしまった実態は、この国の政治とダブってきて仕方がない。