ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が本格始動した。宇宙最初期の天体の発見や太陽系外惑星で地球外生命体の存在を探るなど、宇宙の謎解明に期待がかかる。現在活動中のハッブル望遠鏡は、地球上空550キロの軌道を周回しているのに対して、ジェームズ・ウエッブは、150万キロの空間を飛行しているから、今まで光が届かなかった遠くの宇宙観測が可能となろう。まさしく、未知で予想外の情報をもたらしてくれるのではないかと心が躍る。そこには、争いもない、差別もない、永遠の極楽スペースがあるように思っている。一方、はやぶさ2のりゅうぐうから持ち帰った砂礫の粒子分析が予想以上の成果が上がっているようで、ここ数年の天文宇宙学の急速な進展により、太陽系・地球並びに我々生命体を作り上げた元素・原子・素粒子・量子についての創造解明も進むのではないかと自分勝手な期待が膨らむ。しかし、本当に長生きはしたいものです。