プロボクシング世界ライトフライ級王座統一戦が11月1日にさいたまスーパーアリーナで行われ、WBC同級王者・寺地拳四朗(お隣の町城陽市出身)がWBA同級王者・京口紘人を7回TKOで破り王座統一に成功した。それにしても、拳四朗の冷静な深い読みのパンチにびっくり。セコンドの的確な指示を守り、ここぞというチャンスを狙ったレベルの高いボクシングに大拍手を送りたい。まさか、ここまで登ってくるとは思わなかった。あどけない表情で戦うごとに実力をつけ、少し至らぬこともあったが、心を新たに頑張ってきた寺地にまた少年のような笑顔と自信がよみがえった闘いであった。