京田辺市立南部まちづくりセンター主催「家康伊賀越えを知る」連続講座講師の第一日目。あいにく天候が悪く、欠席者が続出する中、30名の参加で、NHK大河ドラマ「どうする家康」、家康の幼少期・青年期の出来事、本能寺の変をドキュメンタリー風に語り、科学的根拠の重要性、一次史料でもある間違い、暦問題、天正10年6月2日の正しい西暦日、・・・話し込んでいくと、いつもの調子が出てきて、多くの質問が出たが、ずばり答えた。本日は本能寺の変であったが、皆さんの関心どころは、やはり伊賀越えの京田辺逃走ルートであり、その根拠・古地図・複数のいい伝えから、次回お話しする結論を述べてしまった。甘南備山ふもとを通過するルートを観光協会が推しているが、このルートでは、信頼性が高い石川忠総留書の「ホタニー尊延寺」の順番が壊れてしまうと明解に答えたい。次回はもう少し、今昔マップを使いお話ししたい。決して、間違いルートをNHKに発信して、京田辺の失態が全国にいきわたらないようにしなければならない。