徳島県のある病院サーバーがコンピュータウィルス「ラムサムウエア」に感染、データが暗号化され、身代金を要求する脅迫文が届いたのは、昨年10月末。約8万5千人分の電子カルテが全く閲覧できず、患者治療は極縮小化し、日々大混乱の中、復旧に約2カ月かかったとのこと。そういう時のバックアップデータも暗号化されて使用できなかったらしい。ここ数年、欧米では、公的機関、大企業もサーバー攻撃を受け多大な損害を受け、日本でも多数発生している。コロナウィルス感染も恐怖ではあるが、人命にかかわる組織や企業情報のサイバー攻撃対策も忘れてはならない。そのリスク対策として比較的安全なのは、バックアップ設備のオフライン化(ネットアクセスができない)である。個人にとっても、漏洩されてはいけない情報は、ネット接続されていないパソコンやデバイスに保管されるべきである。
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