《これでいいのだ!》と言うはずがない。

究極的な経済活動の目的は国民の命と健康と衣食住の暮らしのためだろう。
今日のように経済が行き詰まり不景気に陥ったときの対策は家庭も国も基本的には同じはず。
 この基本的な経済のあり方を基準にしたとき、無駄や無い方がいいもの、後回しにしても差し支えないものはないだろうか?
 突然、当然であるかのようにリストラされ街に放り出される人が数万人と出ている時、もし国民を守る政府も社会も対策で思いつくものは山ほどありそうだ。
 仮に、放り出される10万人に月20万円、6か月分給付しても合計は12億円である。
 ここでは敢えてたったの12億円と言いたい。
 他のお金の使い方を見ればいい。
 政府が予定している給付金はこの5000倍近い2兆円。
 東京都が銀行に渡したのが500億円
 行政機関の真昼間の電気を消しただけで、数十億円は軽いはず。学校も役所も一日中電気はつけっぱなし
 学校関係で言えば不登校児生徒を沢山出しておいて、カウンセラーをおき、おいてっきポリにしたまま学力テストで数十億円を使う。欠席をこれだけ抱え統計の意味はあるのか?
こんなマッチポンプ的な出費は山ほどある。
 民間だって、毎日新聞にはさむチラシの量、あれは何だ?テレビコマーシャルも似たり寄ったり。
 我々も、食べられない人がいるなら、買い物も娯楽もそこそこでいいではないか。
 これでもかこれでもかと、新聞テレビで消費を煽るが事の優先順は無いの
か?
 こんな誰でも分る単純な事を放っておいて、政治や政府も企業もメディアも(自分も含め)本気で景気対策を考えているとはおもえない。
 普通の家庭に置き換えて考えたら、誰でも分る道理だが‥‥
 予算も選挙も、何はさておき先ずやるべきことをやってからにしてほしい。
 天災なら救急車が出るところ。こんな事をほうておいて、安全保障も何もあったもんではない。
 こんな事だから自殺者が毎日90名から出し、不登校児童生徒を全国に12万から抱え10年たってもなんともならないのは当然か?
 残念ながら、ボケ以外の何者でもない我々。テレビもグルメとお笑い一辺倒では済むまい。
 バカボンのお父さんだってこんな時《これでいいのだ!》と言うはずがない。
 何が出来そうか考えてみたい。
 
 
 
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戦争のリターンとリスク

昔はそれなりに国家的リスクを超えるリターン(利益)があったのか。
 今はどうだろう?
 経済も軍事も最強のアメリカの戦後を思いだすと、ベトナムにしろイラクにしろ、リスクを超えてリターンが大きく得したとは考えにくい。
 アメリカのの安全保障や世界的な覇権やプライド、部分的な商機や職など得たものも少なくはないだろうが、今日のアメリカの国内外の困難を考えるとどうしても失ったリスクがはるかに大きかったのではないかと思う。
御伽噺のようなオバマ氏の登場はその事を端的に意味している。
 これは超大国アメリカのことだけだろうか?
 この50年地球上で人類はいいだけ実験し損得勘定は出来ているのではないか。
 働かず愛だけでは飯も食べられないが働かず戦って消費していてはなおさら食べられない。
 そんなこと、子供でも分る理屈。
 100年に1度の世界的不景気と言うなら、子どもでも分る智恵を使えば良い。
 そんな声がどこからも聞こえないから、この不景気のシナリオはカジノの続きか。
 子孫に付けを回すカジノ経済依存症。ケジメを言うなら、今だ。

景気対策にお札を増刷して水増ししたり、借金してお金を持ち出してどうなる?
世界の現実は?の声が聞こえそうだが、この行き詰まりこそ理屈なしの現実ではないか。
新しい年なんだから発想ややることを変えたらいい。
 
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