失敗は成功のもと

中東の殺戮、日本の派遣切りを見ていると、やき切れない気持ちになる。
せめて、地上のヒトビトが将来の(成功のもと)を作っていると思いたい。
 暫くこの勢いは止みそうもないから、世界の期待を一身に担う一週間後就任するオバマ新大統領もこの勢いを止めるのは困難だろうから、過剰に期待することなく(成功のもと)をどのぐらい減らすか位に見ておいた方がいいと思う。
 地球上でこれだけ(成功のもと)を仕込んでいるから、やがて新しい時代の小さな芽(一人ひとりの声にならない声)と相俟って失敗ではなく文字通り成功する時が来るはず。
 株価ではないが早く【大底】が見たいもの。(そこまで、そこそこ。)
  それにしても情報で動いてる社会に一方的に情報を仕立て垂れ流しているメディアは政治とは別に(追求されないが)責任は大きいはず。メディアも政党同様、自らの世論調査をやって発表するといい。全体的な政治不信以上にメディア不信の結果が出る理屈だが。
 

 
 
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「景気」を言う前にi言う事、やる事

世界が抱える地球環境危機の中でも最大の危機は新型インフルエンザなど、社会的背景を持つ疾病だろうと考えている。
 発病した時、瞬く間に世界で5億人、日本でも百万を越える死者出ると予測されている。
日本の殆ど無防備な現状は【無策】と言えるかもしれない。
 新型の免液体は事前に作れないのは当たり前だが、自然災害同様事前の準備や対策は安全保障上こうじておかなけらばならない事はたくさんある。
 インド洋の給油やソマリア沖の海賊対策、ミサイル配置も必要かもしれないが、危機管理上、被害の規模を考えても最優先されなければならないのではないか?
 安全保障の中身は時代によって変わるし優先順も変わる。
 その辺も政治は時代とずれ、ついて行けないでいるようだ。
 2兆円をその対策費にして、せめて感染者が出たとき、即座に収容できる場所ぐらいの体制はをとってもいいではないか。
 働く前に用を足し、飯を食うように、景気だ、成長だ、と言う前にまずやっておくべき事がある。
 「経済の麻生」も良いけど、「〈真の)安全保障の○○」と言う、地に足のついた政治家は出てこないものか?
 〈真の)所は疫病を始め空気も水も食料も気候も人意の及びにくい戦争より怖いものが沢山ある。他人事ではない自殺や不登校、孤独死等‥もあるじゃないか。
「景気!景気!」とか「こっちに回せ!」と言う前に、言う事、やる事が沢山ある。そうだろう?
  
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捨て身の貢献

またもや内閣支持率が落ちた。内閣は持たないかもしれない。
 ブッシュ氏がオバマ氏を誕生させたように、日本も何か誕生するかもしれない。
小泉氏が「自民党をぶっ壊しても‥」と言っていたが文字通り以上に国や国民生活まで壊してしまったようだが、これも背景との関係で意味は変わる。
 世界が大きく変動し、転換を迫られている現在、日本が従来の政治を続けていたら、それこそ、世界についていけず、落ちこぼれる。
 新しくするために、これまでの権力関係を壊すことは先ずやらなければならない必要な作業である。
その意味で、ブッシュ氏も、現総理も捨て身の貢献をしている。世界的貢献かもしれない。
 ただ、日本の場合政権が変わったからと言って、そんなに期待できない。
 オバマ氏も多くの限界を持ちながらの期待だろうが、日本の場合、それもなかなか?の感じがする。
 要するに求められる必要な政策の提言が〈私には)どこにも見当たらない。
 それどころか、分捕り合戦を言うばかりで、これではどう分配しようと、
 現在の方向のままアクセルをふかす結果になるから、方向のチェンジは出来ないどころか、全体的な状況は悪化するだろうと思う。
 政権が何回か変わり、それでも行き詰まりを脱出できず、そこで、政策の中身が問われるのかもしれないが、随分手間隙かける事になりそう。
 選挙で形だけのチェンジするのも、例の捨て身や、歴史の授業料と考えると意味が無くもないが、ちょっと選挙に行くのもちょっと面倒な気がしないでもない。
その時間、日記でも書いて頭の整理をしている方が、生産的ではないかと、いい加減ではなく考えている自分がここにいないことはない。
 
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<心底>は嬉しいが‥

朝日新聞は1面で編集委員の小此木 潔氏が<地球規模の協調探れ>の見出しの特別寄稿文が載せられた。朝日新聞の世界がこの危機でどう乗り越えていったら良いかの提言といって良いだろう。
 見出しを見た時、<地球規模>と言う言葉に<如何にも>と期待して読み始めた。
 ところが、「100年に1度とされる金融危機は、震源の米国から津波のように世界に広がった。」の書き出しから始まり、「国際的にグリーンな新産業と、雇用創出の取り組みの必要性とその中で、日本は技術を生かしてその推進役を担うべき。」が論旨だった。
 今日の世界を語る時、<地球>の言葉が登場すること自体に喜びを感じるが、書き出しから論旨まで発想がが少しも【地球的】でない。酷評すれば村人がシャレて<地球>の言葉を使っているか、お星様に自分勝手で世俗な願い事を言ってるようなもの。
 経済危機を他人のせいにし、ここに至って、環境をも金儲けのの対象としている。
 今日の危機を主体的に受け止め、原因の根っこが産業構造(金儲け)にあり、その転換をはかる事が地球的解決だと考えてる私とは見解が異なる。
 正直、「天下の朝日」がの思いもあるにはあるが、これまで、「月瞰図」とか「月よりの使者」とか訳の分らぬことを書いてきた私にとっては見解が異なっても共通語が出来たようで<正直>以上に<心底>は嬉しい。
 今後、<地球>同様<産業>の言葉の使われる頻度は増すだろうが、
 今は<産業構造の転換>と言っても、これまでの経済成長路線上の言葉として使われているが、やがて本来の【地球的】な意味で【産業構造の転換】が言われる
と思う。気の遠くなるような先の話ではないだろう。
 ヒトだけが、何時までも地球を食潰してはいられないはずだから。
 
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