「人類!皆兄弟!」と言うけれど

随分前の話だが、船舶振興会のテレビコマーシャルで、収益金の一部を飢餓など苦しむアフリカなどへ援助資金にしていると述べた後、【人類!皆兄弟!】のキャッチコピーが流されていた。
確かに地球を俯瞰すると【人類!皆兄弟!】のようなものかもしれない。
 ところでこの兄弟は何人家族だろう?
 毎年どのぐらい生まれてどのぐらい死ぬだろう?
 生老病死は仕方ないが、飢餓など不慮にして何人ぐらい死んでいるだろう?
もし家族や兄弟がそんな死に方をしたら、兄弟はたまったものではない。
 兄弟なら、その数ぐらいぐらい知っていてもいいはずだが、私は知らない。 
生きの良い子供達の声が減ったのも知らぬ間だった。

最も賢いと〈自ら言っている)ヒトビトは自分たちの稼ぎ方と兄弟の不幸と子供達から目をそらせ、うたかたの夢を見ていないだろうか?
思いと現実の差が大きく、我々が周囲や世界の現実に酷く反応していないように感じて仕方ない。
 

 別に世界を暗く見る事はないが、肝心な事から目をそらせ見当外れも十分経験した。
 
私だけでなく、ヒトビトはは見て見ぬ振りする癖を 身につけてしまったのではないか?(庭に来るスズメは周囲を良く見てる。)
 ‥だからか、世界経済の急落、リーダーの支持率急落はじめ、日々伝えられる困ったニュースも、そんな結果か?
今日も自殺90人、孤独死300人、派遣切りで路頭に迷うひと?人などなど。
どうでもいい事も沢山あるが、
  苦い経験を沢山やって言うのもおかしいが、出来るだけ見落としは避けたい。
 
 
 
 
 
 
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

不適応人間の再生産

社会は行き詰まり閉塞している中で、次代を担う子供や若者に創造性(想像性)が最も求められていると思う。
学力テストはその力をつけるものではない。一方的に○×や正誤を求められ競わされるから、人間力としての主体性や想像力は逆に損なわれかねない。実際そういう傾向は随所に見られる。
 不適応に陥った大人が自分に似た人間の再生産をしているようなものだ。
 社会の崩れを後々に引きずるものは景気なんかより子供の教育だろう。
 教育方針にお金はかからない。
 我々が、自らの創造力(創造力)の不足に気が付く以外に方法はない。
 大国アメリカの創造力(想像力)は御伽噺のような肌の色を超えようとしている。
 日本が創造力(想像力)を働かせ、教育方針を変えるぐらいしても良いのに。
  今の日本は大人が不適応人間の再生産をしているようだ。
   その事に気付いていない。
 
 
 


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )