単なる思いつき的仮説

世界は、これまで、残してきた一定の財産は持っているのの、世界的不景気と言うから、世界的に生産や消費が落ち込み、全体的に所得は減るから、こういう時代は国も法人も個人も残した財産を使うか倹約するより他ない。
 どこの国も景気対策でお金を持ち出しているから、全体的には前者の立場で財産を食いつぶしていることになる。
 食いつぶしても、それを元手にもっと大きく儲ければ良いと考えているようだが、財産を減らしてる事は間違いない。
 ややこしいのは銀行のの量的拡大されたお金だが、見かけや機能は稼いだお金とと変わらない。要所ににお金を注入し、お金の流れを促し、生産や消費を刺激するが、この金は同時にこれまで生み出した財産価値をを引き下げる。
     失敗すればレートを下げた分(インフレ)として残る。
 将来儲かる当てがあれば、これも良いかもしれないが堅実なやり繰りとは言えない。
  勝手な予測だが、産業構造との関係もあって、下手すれば2~3年後、世界の多くの国々は大きな財政赤字を抱え、個人資産も相当減らすのではないだろうか。
やがて貯金を減らし、稼ぎもなく打つ手に窮する。
 暗い話に聞こえるが逆で、来るところまで来たら、軍事費拡大だの、無駄遣いだの増税・減税すら言っていられない。これまで繰り返しやってきたような景気対策も講じられない。 ここで初めて産業のあり方に目が向くのではないか。
 10年ぐらいかかるかもしれない。
 その頃は星から見る事になるだろうが、その時この物語の中で、オバマ氏の登場は序の口になる。
 見た目は今より貧しいだろうが、子供や人々の目の輝きが今とは全く違う。
  星のように光っている。
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「おかしな産業構造」に、気付きにくい訳

地球から遠く離れて見ると、人間が地球の資源を一方的に莫大な量を消費してはいつまでも、もつ筈がないと思われるのだが、地球上では今やってる産業を基本的におかしいとは考えず、関係するいろんな現象が現れても【産業の構造転換】の発想は出てこない。(現在の金融産業偏重による世界経済危機は産業構造が生み出した矛盾だがこんなハデハデなことも壊れるまで世界は気付かなかった。)
 何故かを考えてみた。
 1、世界のどこも太古の昔からこのようなやり方の産業を受け継ぎその中で生きてきており、そういう文化的土壌の中にあってそれが普通でそれを人間が否定したり異常だと感じたり考えるのはもともと難しい。
人々は幾重にも共同体とつながり、その意識を深く共有している。
 
2、社会の仕組みそのものが、今やっている産業の上に成り立っているから、そ   れを否定するような考えは社会の仕組みに馴染まず、ルートに乗りにくい。
   
 3、誰もが現在の産業経済の中で生きているのであって、その否定は自己否定
    に繋がったり、現実的に社会的立場や、生活自身が危うくなる。

怖い事は考えにくい。

  (文化的)遺伝子のように深く組み込まれているかもしれないが、いずれ 今の産業構造では 行 き詰まることだけははっきりしているし、矛盾は既に露呈している。(地球環境の異変、資源不足と高騰)
ぎりぎり行き詰まれば脳に組み込まれた(文化的遺伝)より生物的な皮膚感覚が働き出し、解決に向かうはずだ。
現在も産業構造から発した産業の行き詰まりや矛盾をどう見てどう解決するかが問われているが、多くの人は現状に違和感を皮膚で感じながら殆ど声や言葉にないのだと思う。勿論汲み上げる仕組みもない。
   
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