視座の比較

テレビでオバマ氏の就任演説を聞き感動し涙を流しながら‥
【視座】の広がりを基準に言うと、ブッシュ氏の視座は単独行動主義に見られるアメリカ国家中心、オバマ氏は地球までには至っていないが世界とアメリカの関係をを見据えてる。
 (一概には言えないし被虐的な表現になるが)日本の視座はブッシュ氏より一回り狭く、ブッシュ氏の視座を追いかけた感じかもしれない。
 視座は認識の大元だから、簡単に広がるものではない。(認識上はもう一方の縦軸になる柱が必要だがここでは省く。)

 とにかく暫くこの視座で世の中は動くだろうと思う。
 そういう自分は? 碁盤を見ながら大局観をを広げたいと思っているぐらいで、視座のぼやけたバカボン老人。 
 
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堂々巡りする迷子

(不足をのたまいながら)オバマ氏の格調の高さに期待しているが、それを伝える解説やコメントがお門違いにかんじるものが多い。
日本政府は就任演説を<想定内>とコメントは恥ずかしい。
フンドシ担ぎが横綱を、ヘボ碁の私がプロの碁を上からコメントを下すようなもの。
 不足があっても世界は船出している。口では<国際化>と言いながら、これまでの惰性から抜け切れず貿易に見られるように取り残され、迷子になりそう。
 日本は選挙だ政界再編だと言ってる場合ではなく、政治家も国民一人ひとりも
 我々が置かれてる状況を問い直すべく<今を考える>時ではないだろうか?
 そして何が必要かを考え、政策にしてから選挙をしたらいい。
 準備もせず民意を問うても、堂々巡り。
 
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希望をだいじにたいから

オバマ氏はアメリカと世界の期待を一身に受けて、見事に大統領に就任した。
 就任演説の中で新しい責任を共にする事を世界に呼びかけた。
 新しい秩序を作ろうという意味だろう。
 夢かと錯覚するぐらいの感動を覚える。
 ところで、この希望を失いたくないから、自分がオバマ氏に感じている限界を率直に記しておきたい。
 端的に、彼は本来の【産業構造の転換 私の暗号←】に思いが至っていない。
 グリーン・ニューディール政策に見られるように、発想的には、これまでの経済成長政策の延長である。
 結局、世界の状況認識(視座)が十分とは言えない。
 こんなに喜ばしい日に水をかけるようだが、冷静に、彼の言う「新しい責任」
 を負う意味でも、手放しでいるわけにはいかない。
 今後暫くは、可也広い分野で改善されるだろう。しかし、やがて経済だけでなく全体的に行き詰まるだろうと思う。その時、失望してはいけない。彼は、歴史的現実的な制約を受けると同時に、歴史的現実的な役割を果たす他ないのだから。
多分、リーダーが【産業構造の転換】を口にするまでには、何代かかるだろう。
 やがて来る行き詰まりは、地球が我々に歴史を進めよとの催促だと思えばいい。
 (半分もうろくしたような爺さん身の程をわきまえず偉そうにのたまうが、彼より20年長く飯を食ってきたのだから、屁理屈の一つも許されるのでは‥赤塚「それで言いのだ。」 ‥謝謝。)
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