沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

野生の生き物に配慮した林道

2010-03-08 | やんばる4村(国頭・今帰仁・大宜見・東)
大宜味村の謝名城(じゃなぐしく)林道です。喜如嘉から大国林道へつながる林道です。
沖縄県北部やんばる地域は、イタジイなど亜熱帯林に覆われ、生活に利用されてきた一方で、まとまった森林が残り、野生生物の生息・生育場所になっています。
環境省の絶滅危惧種に指定された動物(哺乳類、鳥類、両生爬虫類、昆虫類)は22種類、そのうち6種はこの地域に固有のものです。

自然豊かな森の中を通る道路には、生き物に配慮した工夫があります。

道路の側溝に落ちた小動物が這いあがれるように、スロープになっています。
側溝を渡れるように、橋がかけられています。

やんばる地域を一望できます。
豊かな自然は、いつまでも残したいですね。

スロープの先にけもの道が続きます。
あれ、入口にある赤い布は…。
猪垣にも、同じようなマークがありました。
一体なんでしょうか。この後明らかに。