沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

ブログ始めて20年

2024-03-18 | 生活

2004年7月

転勤で浜松に単身赴任となり、BLOGを始め今年で20年になる。goo BLOGも今年が20周年だ。

最初のタイトルは「浜松での一人暮らし」だった。

初めて暮らす浜松で、街、生活、海、歴史、文化など感じたことを、メモ代わりに記録した。

自転車に乗り、写真はデジカメガラケーの小さな写真も載せる等にした。

 

2006年7月

転勤で沖縄に単身赴任となり、タイトルは「沖縄での一人暮らし」に変わった。

予想外の連続単身赴任で、しかも飛行機に乗らないと自宅に帰れない。自炊して沖縄の食材と調理を覚えた。

沖縄の自然や生活文化は、自転車で廻ると興味深く、素晴らしい。特に暮らした北部地域は沖縄らしさがたくさん残っていた。

肝心の仕事は、連日、大変な状況だった。

2年経ち沖縄から離れる際、ブログを閉じようと思った。

 

2008年7月

転勤で横浜勤務となった。

ブログのタイトルと過去の内容が一致せずに困ったが、「浜松・沖縄・横浜での暮らし」に変えた。

横浜のことを書くが、過去記事に沖縄や浜松のことが書いてあるという整理だった。

自宅から職場までの長い通勤時間では、ハリーポッターシリーズを原書で読んだ。その後映画化されたDVDを観て違和感を感じたところを「ハリーポッターシリーズ 原作と映画の違い」に書いた。今でも、再放送があるとアクセス数が急に増える

 

2010年9月

転勤で永田町勤務となった。

仕事が一段と忙しく、気分転換でブログを書いたり、過去記事を読んだりしてた。クールビズの期間は、かりゆし姿だった。総理官邸や議員会館にもかりゆし姿で、堂々と出かけた。

通勤電車でハリーポッターの原書を読んだ。子供向けの本で会話が多いから読みやすいはずだが、魔法など難解なところはスルー。それでも1日10ページ読めれば良い方だった。

 

2014年7月

転勤で再び、沖縄勤務となった。「沖縄での一人暮らし」が再び始まった。

6年間の沖縄生活は、土日もない超多忙な時と、沖縄の自然文化をじっくり探求できる時が、交互に来た。

大きな手術2回、小さな手術3回。仕事のストレスが原因。

自宅から自転車で伊江島へ行くのが楽しみだった。本島北部も良かった。

コロナ感染が拡大し、観光客が激減して街の風景が変わった。政府から頂いた10万円で、沖縄そばの店を試食した結果を100以上の記事に書いた。

 

2020年8月

退職して帰宅。大きな手術をして、リハビリして、好きなように生きる生活が訪れた。

時間はたくさんあるはずだが、なぜか、時計は進み、月日の経つのが早い。

平均寿命とお金も意識しながら、今年、今月、今週、今日は何をしようかと考えながら生きてる。

 

2024年

ブログ20年の内訳は、浜松2年、沖縄8年、横浜2年、東京8年だが、記事の内容は沖縄が圧倒的に多い

そのこともあって「沖縄での一人暮らし」のタイトルが今も続いている。

スマホが主流になって、リアクションなどが表現されるようになってきた。

20年近く前からコメントをくださる方も、数少ないがいる。不思議な存在だ。

亡くなった方のブログは息子さんによって残されており、今でも生きているように感じる。

自分も20年後には生きているかどうか怪しい。このブログはどうするか、課題だ。


年金と国民健康保険

2024-03-18 | 生活

退職すると、誰もがお世話になるのが、年金と国民健康保険

在職中は、報酬に応じて、国民・厚生年金の保険料や健康保険料が、給与から天引きされていた。

 

退職後、年金はいくら貰えるのか、強制加入する国民健康保険にはいくら払うのか

こうした情報は少なく、退職前にはわからない。

 

数少ない年金の中から、税金(所得税、住民税)、社会保険料(介護保険料、国民健康保険料)が天引きされる。

固定資産税、マンションの管理費・修繕積立金、光熱水費、娯楽通信費、食費、被服費、医療費など、衣食住や健康維持に消えていく。

 

  1. 65歳を過ぎ、年金満額受給になったが、これまで支払った保険料と貰える年金はどちらが多いのか。
  2. 年老いて療費が増えてくるが、支払う国民健康保険料は妥当なのか
 
事例を紹介したい。
 

年金

マイナポータルでねんきんネットに連携しておくと、年金記録を確認に簡単できる。
これまでの保険料納付総額(総合計)が記載されている。これを公表するのは差し控えるが、A円としておこう。
A円は数十年間、ボーナスを含め天引きされていた実額で、結構な金額だ。
その金額と同額を、雇用者(事業者)が年金に積み立てているので、私の年金総額はA円の2倍である。
 
65歳を過ぎて、満額支給される1年間の年金総額をBとする。
この金額は、源泉徴収票が発行されるので明確である。転職で2箇所からもらう場合はその合計金額。
 
ここで、支払総額2Aを毎年の受給額Bで除するとどうなるか、計算してみた。
2A ÷ B = 15.8年
 
65歳から15.8年後というと81歳。男性の平均寿命だ
若者4人で高齢者一人を支えるとか言われると、支払った保険料の4倍の年金をもらっていると誤解するが、それは全く異なる。
81歳まで、自分と会社が支払った金額を受け取っているに過ぎない。
 
長生きすれば年金の恩恵を受けるが、4人に支えてもらうのは60年後の140歳まで長生きした場合だ
 
 
国民健康保険
先月から、国民健康保険に加入することになった。職場の健康保険組合に留まることが出来なくなると、強制加入することになる。
 
国民健康保険は、市町村が特別会計で運営しており、保険料は、(前年の所得ー基礎控除43万円)*9%弱の所得割と、均等割の合算である。
2ヶ月分の納入通知書から、夫婦で年間約21万円と推計される。
 
一方、昨年の夫婦で医療費の自己負担額は9万円である。
3割負担なので、医療費総額は30万円。
残りの21万円を健康保険組合が負担していた。
 
今年の医療費も同額と仮定すると、国民健康保険組合の負担は約21万円で、納付する国民健康保険料と偶然同じだ

3割負担といいながら、保険料を加えると10割負担で、自費診療しているようなものだ。
 
もっとも、大きな手術では100万円の医療費がかかるが、その9割近くを負担してくれる高額療養費制度があるので、保険制度はありがたい。
 
年金も国民健康保険も、特別会計で、自己完結で健全に運営してほしい。
特に年金を預かる組織は、機関投資家として預かった保険料をしっかり運用して、若い人の負担にならないよう頑張ってほしい。