NHK教育のETV特集「よみがえる戦場の記憶 新発見600本の沖縄戦のフィルム」を見て驚きました。下記の写真はTVのものです。
阿嘉島には300名の日本軍がいて、特攻艇マルレに250kg爆弾を装備して、米軍を奇襲する役目でした。
1945年3月突然、米軍が上陸。
背景の特徴ある岩の形からすると、現在の漁港近辺に上陸でしょうか。
日本軍や住民は山に逃げましたが、逃げ遅れた住民2人が、沖縄戦最初の捕虜として、今回公開された米軍フィルムに映っていました。
その後、解放された2人でしたが…。
スパイしていると、山に連れていかれて日本兵に殺されたと、この米軍フィルムを見た阿嘉島で暮らす親戚が話していました。
ひょっとしたら、と思い、阿嘉島に行った時の写真を探してみました。
お二人の名前は、平和の塔の阿嘉のところに刻まれていました。
拡大したところです。右上に並んで二人の名前がありました。
戦後、部隊の最高責任者だった野田隊長が謝罪し、日本兵で生き残った人や遺族は毎年島を訪れ、慰霊祭をするとともに、学校に寄付をしたり、住民と交流を続けているそうです。
http://www.nhk.or.jp/etv21c/update/2010/0627.html
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/galac-20100815-01/1.htm
とても、信じられない気持ちになったのを今でも覚えています。
なんとも言葉にならなかったです。
この記事を読んで思い出しました。
戦争と現在とでは比べものにならないけれど
形は違えども、傷つけあわず笑いものにせず
病気や死へと追い込まない人間関係を保つ世の中であってほしいと願いますね。
貴重な、記事が読めてよかったです。
ありがとうございます。
海の中は、生き物たちが必死で、食うか生き延びるかの世界ですね。人間は追い込まれれば野生生物以上に人を傷つけてしまいます。
風景は変わらない。人も変わらない?
犯した過ちをきちんと認め、それを繰り返さないことが抑止力に。
今回初めてフィルムが公開され、人々の記憶とともに、65年の歳月がよみがえりました。
読んでいただき、どうもありがとうございました。