4日㈭、10時から自民党府議団・政務調査会(池田正義会長)の勉強会に出席。
教育委員会の予算に関して、「今年はコロナ感染予防で教室内でマスクをしている生徒が多い。熱中症対策のため、あまり我慢せずにエアコンは早めに使用した方がいい。学校の空調予算の上増しを!」と要求した。
12時半から自民党府議団会議、13時半から府議会の合同委員長会議に出席。農商工労働常任委員長としての仕事が本格的に始まった。
夕方は綾部に戻り、アトリエボンドの戸村くんに同行して、住宅建替えの相談に。
築300年の家をどうしたら良いのか、今後、もう少し詳しく話を聴いてもらって、改めて建替えプランを提案してもらうという段取りになった。
建替えにしても改修にしても、費用は一定かかるので成約するのかは分からないが、古民家は今後の維持管理にもお金がかかるので、どういう状態にして息子や孫に引き継ごうか、皆さんいろいろお悩みなのだと感じた。
数年前に改修された築100年の離れを見せてもらって、奥の間の天井を見上げた戸村くんが驚きの声を上げた。「これ屋久杉ですか?」
現在では屋久杉を持ちだすことは禁じられており、このように材として利用することは不可能だそうだ。すごい貴重なものを見せてもらった。
電灯をぶら下げる部分の細工も、他では見られない手の込んだものだとのことだった。
手前の間の天井も柾目の吉野杉で作られているそうで、同じく今ではほとんど手に入らないものらしい。
昔の日本人の住居へのこだわりは素晴らしい。こういうことが理解され、尊敬されることが森林・林業の発展にもつながるのだなと思った。
家の裏の手入れされた林の木が利用できる「地産地消の家」ができたら素晴らしいことだと思う。
5日㈮、午前中、今晩のあやべ福祉フロンティア理事会に向け、最終の決算・予算書の確認。
夕方から会計監査をお世話になり、夜に理事会を行い、総会に向けての議案書について協議していただくことになっている。
あやべ福祉フロンティアは高齢者・障害者に対する移送サービス事業や清山荘の管理運営業務等を行っている。平成10年(1998年)に設立準備に入り、平成11年8月に法人設立、事業を開始して20年が過ぎた。
創立時から曽根庸行理事長の下で副理事長(事務局長兼務)を務めてきたが、今月の総会をもって理事と事務局長を退任することを申し入れている。他の理事の皆さんも世代交代の節目でもあり、私も含め、古くからの他の理事、監事7名が高齢等の理由で退任することになっている。
府議としての立場もあり、他のNPO法人でも理事等はこれまでに全て退任しており、フロンティアでもいつまでも理事を務めることは好ましくないと思っていたが、創業メンバーで副理事長としての責任もあり、区切りがつかない業務が残っていて、ここまで退任が延び延びになっていた。
もちろん理事を退任しても、応援できることはボランティアとしてお手伝いしていくつもりだ。平時の事業遂行は有給スタッフでほぼ回せるようにはなっており、今後、継続してくための仕組みもある程度できていると考えている。
曽根理事長と「日本一のNPO法人」を目指して二人三脚で歩んできて、成し遂げられたことも成し遂げられなかったこともあるが、「日本一の移送サービス」を創り上げたという自負はある。
今日の理事会と6月14日の総会をしっかりと終わらせられるよう、あとしばらく責任感を持って臨みたい。