四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

陸上自衛隊

2007年11月11日 | 家族

 今日は産業まつりの日だったが、福知山の自衛隊駐屯地創立記念行事にお誘いをいただいたので、そちらへ参加することにした。「子どもさんも一緒に…」と言っていただいたので、小源太と一緒に行かせていただいた。

 福知山駐屯地に入るのは初めてだった。一般開放日になっていて、たくさんの市民が来ておられた。

 バスで訓練場に行き、記念式典と観閲式、模擬戦が始まった。レンジャー部隊や狙撃兵などの行進の後、装甲車や戦車、野戦砲、ロケット砲、工作機械などが順番に走ってきた。
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 次に空挺部隊がヘリコプターで上空にやって来て、三人の降下兵がパラシュートで降りてきた。
 最初、豆粒のようだったのに、どんどん降りてきて、しっかりと狙った場所に着地できるとはすごいと思った。
 ただ、落ちてくるスピードがゆっくりだったので、後ろの席にいた方に、「落ちる途中で狙い撃ちされないんですか?」と聞いたら、「うん、撃たれる」と言っておられた。安全地帯に降りるそうだ。
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 その後の模擬戦は迫力満点だった。日本への侵略勢力に利するといけないので、詳しい写真は載せないでおこう。

 大砲の発射はすごい響きだった。福知山から綾部まで弾が飛ぶらしいが、どうやって狙うんだろう?

 自衛隊は山中や海岸線、市街地でのゲリラ戦の戦闘力が必要になると思う。模擬戦は建物に逃げ込んだテロリストを掃討するという設定だった。
 最後の火炎放射器はだいぶ遠かったが、熱さを感じるほどの火力だった。

 訓練終了後、体育館で祝賀会があった。おでんやうどん、そばがあり、たくさん作るからか、味はどれも美味しかった。

 綾部からの参加者の方をご紹介いただき、あちこちに挨拶に行っていたら、一人で座ってうどんを食べていた小源太の姿が見えない。僕がいなくなったので、慌てて探しに行ったのか、泣き声がしないか耳を澄ましたが、どこにも姿が見えない。
 会場をウロウロ探したら、真ん中あたりで、ペットボトルのジュースを抱えて、女性職員の方と一緒にいたのを発見した。
 その後も、小源太は一人座って、黙々とうどんとカッパ巻のキュウリだけを抜いて食べていた。僕がいないうちに、ポケットいっぱいにおつまみのお菓子を入れてもらっていた。

 外では、模擬店や装備品の展示などがあって、多くの人で賑わっていた。

 自衛官の制服の子ども向け試着コーナーがあった。小源太にも着せてみた。
Img_2362 Img_2364  銃器も展示されていた。
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 他にもステージ発表コーナーでは、太鼓演奏や沖縄の民族舞踊、チアリーディング、ブラスバンドなどがあり、たくさんの市民が楽しんでおられた。
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 福知山普通科連隊が、市民との交流を重視しておられることはよく分かった。祝賀会で福知山の谷村会頭が「福知山のように公道でパレードができる連隊は、全国でもそう多くない」と挨拶しておられた。

 民主党の国益無視の権力争いによって、テロ特措法は失効した。
 「ヒゲの隊長」佐藤正久参議院議員は自民党京都府連の所属になられ、今日も来ておられたが、インド洋に派遣されていた海上自衛隊の指揮官が大学の同期だそうで、帰還の際に「無念である」と語った言葉に「いろんな想いが込められている」と挨拶しておられた。

 参院選に勝ったくらいで、政権への揺さぶりを狙って、ああいう嫌がらせをすることは、日本の国際社会での信用を失う。それくらいのことがなぜ分からないのか、民主党の「本質」に国民も気がついてほしい。


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