憲法記念日。日本国憲法施行から70年を迎えた。
70年前は昭和22年。全くの占領下であり、極東軍事裁判もまだ終わっていない。憲法が公布されたのはさらに半年前なので昭和21年11月3日。敗戦から1年と少ししか経っていない。
施行当時は、中国も韓国も北朝鮮もロシアも台湾も存在していなかった。「諸国民の公正と信義に信頼して…」と憲法前文に想定された「諸国民」はもはや誰もいない。
安倍総理も「2020年には新憲法の施行を」とメッセージを寄せ、憲法改正への強い意欲を示し、歴代総理で初めて憲法改正の時期に言及された。
現憲法の下で、歴代内閣はアメリカからの再軍備要求をかわし、経済優先で現在の日本を作り上げた。現憲法下で日本が発展してきたことは事実であるし、意義は大きかったと思うが、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を遵守した上での憲法改正を進めるべき時期が来ていると感じる。
自衛隊を憲法に規定し、中央と地方の一票の格差という一極集中しか進めない論争に終止符を打ち、そもそも誤字や語句の統一を図る必要がある。
今日の午後はITビルで民間憲法臨調が主催された公開憲法フォーラムを同時中継されたので、そちらに出席し、挨拶を述べさせていただいた。
朝からは綾部パワーズが所属するボーイズリーグ大会の開会式に出席した。甥の涼基は3年生、鴻央は1年生でそれぞれ開会式に出場していた。
10時からは東八田地区の於与岐町、弥仙山の麓での山菜まつりの開会式に出席した。開会式前に山菜うどんと山菜天ぷらを食べた。美味しかった。
11時からは少し遅れて、山家地区の戸奈瀬町のつつじまつりの開会式に出席した。すずめ一座の民謡ショーを少し見て、午後の予定のため失礼した。国道沿いのつつじもきれいに咲いていた。