自民党青年局広島研修の2日目は朝7時15分に出発し、約2時間かけて、江田島市に行き、海上自衛隊第1術科学校と幹部候補生学校を視察した。
戦前、戦中と海軍兵学校が置かれていた場所で、今でも海上自衛隊の幹部候補生養成をはじめ、各種訓練や教育に使用されている。幹部候補生の訓練内容を教えていただいたが、大変激しい訓練だと感じた。
教育参考館という昭和11年に兵学校OBや現役士官、一般の方々の寄付によって建築された施設も見学したが、ここには明治維新の頃からの日本海軍を支えた方々の遺品や書などが数多く展示してあった。
昼は呉市に行き、海軍カレーを食べた後、海上自衛隊呉地方隊を見学。護衛艦うみぎりの艦内を案内していただいた。向かいには空母かがが停泊していた。
尖閣諸島への対応など、海上自衛隊の勤務は長期化し、海上勤務日数も増えているため、若い隊員の確保が難しくなっているとおっしゃっていた。
続いて海上自衛隊呉地方総監部へ行き、総監からの概要説明を受けた後、戦時中に使っていた地下作戦基地などを見せていただいた。日本の海上防衛は横須賀、呉、佐世保、舞鶴の地方隊がそれぞれ分けて担っている。
2日間にわたり行われた有志研修会はこれで終了となり、京都府連の3人は広島駅から京都へと戻った。
滋賀県連や広島県連の皆さんはじめ、各地の青年局の皆さんとも交流ができ、有意義な機会となった。
夜はNEXTの例会に遅れて顔を出し、例会後の飲み会は失礼して、留守中にたまっていた事務等を処理した。