24日(月)~26日(水)は自民党府議団の管外調査に参加。
まずは新潟市のデンカビッグスワンスタジアムへ。アルビレックス新潟のホームスタジアムでその運営や管理方法についてお話を聞いた。
選手の控室にはシャワーだけでなく、浴槽を置いた方がいい(選手が体を冷やしたり、温めたりする必要がある)、スタジアムができれば最初のうちにスタジアムを溢れさせる集客が必要ということなど、京都にスタジアムができた際の細かい配慮について、いろいろと教えていただいた。
25日(火)は南魚沼市の国際大学を訪ねた。国際大学は「財界の鞍馬天狗」と呼ばれた元日本興業銀行頭取の中山素平氏が初代理事長を務めた日本初の大学院大学であり、現在も国際社会で活躍するための人材育成に取り組んでおられる。
南魚沼市の林茂男市長、加瀬公夫学長などのお話を伺った。国際大学の取り組みに加えて、「南魚沼版CCRC構想」についても説明を受けた。
国際大学を後にし、浦佐駅へ。新幹線で群馬県の高崎駅へ向かう。高崎駅でマイクロバスに乗り換えて、2時間弱かけて、多野郡上野村に行った。
上野村は人口約1200人という小さい村だが、合併をしないという宣言をして、移住定住の取り組みに力を入れておられる。京都府にも笠置町や和束町、南山城村、伊根町などの人口規模が小さい自治体があるが、そういった地域が自立し、少しずつでも人口増を目指していくための方策を学んだ。
上野村の中澤太郎村議会議長にも同席いただき、様々なご意見を聞かせていただいた。
村自体が雇用確保のための企業経営をしておられるので、菌床しいたけ栽培やペレット製造などを見学した。
26日(水)の視察最終日は高崎から前橋へ。群馬県庁にて、「コンベンション施設整備事業」「ぐんま・すき焼きアクション」について、調査を行った。
群馬県は福田赳夫、中曽根康弘、小渕恵三、福田康夫と戦後、大物の総理大臣をたくさん輩出しており、そういう力が県を引き上げているなと感じた。
新潟県も田中角栄を生み出しており、新幹線や国道が充実しているのはそういう力があったんだろうと思う。
「忖度、忖度」と大騒ぎしている限り、日本はそういうレベルにしかならない。