23日㈪、午前中は中神宮寺の被災状況を視察。四尾山の麓もあちこち崩れており、これがドサッとくると恐ろしいことになる。まずは大雨が降れば、避難していただくことが第一だ。
午後は市内企業の訪問と夕方は中丹東土木事務所長が事務所に来訪。
昨年までの「府民公募型」から制度が変わった「府民協働型」の募集が始まるのでその説明を受け、その他、市内の被災からの復旧についても状況を聞いて意見交換した。
24日㈫、朝7時12分の特急で京都へ行き、9時半に府議会棟を出発して、亀岡市の南丹広域振興局へ向かった。
府議会の環境・建設交通常任委員会(委員長:四方源太郎)では、急きょ7月豪雨の被災状況を現地調査することになり、二日間の日程で特に被害の大きかった南丹、中丹、丹後の管内を回った。
当初、一日での調査をということも言われていたが、この広い範囲をとても一日では見て回れないし、綾部でも今回、床上床下浸水の被害の大きかった八田川沿いと犀川沿いのどちらかを視察先に選ぶかというのも困るところなので、たとえ全部を見れないとしても、二日間かけてでもできるだけたくさん回るべきだと考え、委員の皆さんにも日程調整をお願いした。
南丹広域振興局では岩永美好局長らから南丹管内の被災状況を聞き、その後、亀岡市の法貴峠の土砂崩れ現場を視察した。
午後は日吉ダムへ行き、日吉ダム管理所の今井敬三所長のご案内でダムの洪水調節機能等について説明を受けた。桂川が氾濫しないよう水の調節をしていただいていることがよく分かった。
その後、中丹東土木事務所で野村賢治中丹広域振興局長らから中丹管内の被災状況についての説明を受け、その後、綾部市内の犀川(下市)と八田川(梅迫)の床上浸水箇所を現地調査してもらった。
この両川に府議会の常任委員会で視察に来てもらったのは初めてのことだと思う。委員の皆さんに地元の自治会長さんや被災者の方の要望を聞いてもらった。
次は舞鶴へ。27号線の真倉や上福井の被災箇所などを通って、由良川沿いの三日市の土砂崩壊現場を視察した。
25日㈬は朝から宮津市の丹後土木事務所へ行き、西村紀寛丹後広域振興局長らから丹後管内の被災状況や丹鉄の被害と運休状況について調査した。
その後、丹鉄の被災現場である宮津市獅子崎へ行った。
その後は宮津市日置の国道178号の通行止め箇所へ。
最後は京丹後市に入り、竹野川(大宮町)の護岸崩壊の現場を視察した。
宮津市内で昼ご飯を食べていたら、お店の方が「新卒の娘が舞鶴市内に電車通勤しているが、運休して困っている。代替バスの時間も通学に合わせているのか、通勤には間に合わない」とおっしゃっていたので、随行してもらっていた府建設交通部の理事者に「早急に対応できないか?」と検討してもらうよう要請した。大きなバスでなくても、ワゴン車のようなもので代替できないのだろうか?
綾部に戻り、夕方は綾部市の山崎清吾副市長、岩本正信企画部長がお越しになって、昨日、市長が専決された約13億円の災害復旧予算についての説明を受け、府への技術支援、財政支援の要望をお聞きしたので、すぐに府の関係部長に連絡し、対応をお願いした。
夜は正暦寺の合同役員会に出席。来月16日の「松明おくり」について、総代、世話方、婦人部の役員の皆さんらと共に役割分担等について協議した。