四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

9月には「南部議会」を開催

2018年07月10日 | 京都府議会

 10日㈫府議会予算特別委員会の総括質疑に出席。

 自民党府議団所属南丹市・船井郡選出片山誠治議員「京都縦貫道(園部以北)の4車線化」と「JR山陰本線(園部~綾部間)の複線化について」という2点について、西脇隆俊知事に質問された。

 山陰本線の複線化に対して西脇知事は「一義的にはJRの判断」としながらも、「利用増が数字として上がっている区間もあり、府としてはさらなる利用増を目指して取り組んでいく。JRには特急の増便、ダイヤの改正、ICカード利用などについて要望しており、平成29年度からJRとも一緒に山陰本線の複線化についての検討・研究も進めており、今後もさらにこれを進めていく」という答弁があった。

 言葉だけとはいえ、知事が山陰本線複線化に前向きな姿勢を示していただいたことは大変大きいことだと思う。今後、山陰本線沿線の議員で連携して、さらに前進させていくように取り組みたい。

 9月19、20日に府南部の精華町で開催される「南部議会」では自民党府議団を代表して代表質問に登壇することになっており、「南部議会」ではあるが、北部のことをいかにして質問に盛り込もうかと考えている。ちょっと先のことですが、KBS京都テレビの中継もありますので、ぜひご覧ください。

 

 11日㈬は10時から環境・建設交通常任委員会正副委員長会に出席。

 10時半から常任委員会を開催した。職員も災害対応に当たっているため、所管事項の質問は行わず、うちの委員会には付託議案もなかったため、ほぼ意見書の頭出しのみの開催だった。

 団会議、被災状況の説明を受ける全員協議会を経て、13時半からエネルギー政策特別委員会に出席。参考人を招いて地球温暖化のことを議論し、CO2の排出と温暖化の因果関係について質問したが、参考人からも京都府からも明確な答えはなかった。「偉い学者がそう言っているから」というだけでは根拠にならない。

 夜は正暦寺の総代会に出席。8月16日に綾部地区仏教会で行う「松明おくり」の打ち合わせが主テーマだったが、正暦寺を周辺住民や檀信徒の高齢者に避難所として、もっと有効活用してもらったらいいのではないか?と提案し、いろいろな話をした。正暦寺は避難所指定もされているので、すぐ下にある並松町自治会でも自治会長に話をしておいて、危険がなくても警報等が出れば、避難場所として使ってもらえたらと思う。

 

 12日㈭は11時から、京都府北部の5つの建設業協会で構成する京都府北部建設業協議会(青松高成会長)による京都府への要望に立ち会った。府建設交通部大石耕造技監(土木担当)、野村彰技監(住宅・建築担当)、営繕課長、ほか総務部の入札課長らに要望を受けてもらった。

 今回の災害でも緊急対応は建設会社にお世話になっているが、企業減、従業員減、従業員の高齢化で、昔ほどの対応が難しくなりつつある。建設企業を守ることが地域を災害から守り、素早い復旧につなげることができる、そのための制度改正、特に北部の仕事は北部の企業でやらせてほしいという要望であった。

 「南部は資本主義でやってもらったらいいが、北部は社会主義でやってほしい」と述べ、南北の経済環境の違いと北部企業を守ってほしいという点を強く要請した。

 

 12時半からは団会議、その後、団の政府要望や政策調査会をいかに有意義なものにするかという点について、自民党府議団の石田宗久、秋田公司両代表幹事、政府要望担当の理事者と二之湯真士府議と私とで意見交換を行った。

 二之湯府議と私とが団会議でこの点に関して幾度か意見を言っていたので、代表幹事がこういう機会を作ってくださり、前向きな良い話ができた。

 その後、遅れて、旧優生保護法による障害者差別について自民党府議団健康福祉部会の勉強会に参加した。障害者団体の代表の方が来られて、障害者差別の実態についてお話をされた。

 14時45分から予算特別委員会小委員会、15時から予算特別委員会に出席。その後、宇治茶振興議連(村田正治会長)総会に出席。

 

 夜は綾部に戻り、19時から安藤かずあき後援会役員会に出席。府政報告などをさせていただいた。


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