四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

府議会の予算特別委員会

2018年07月02日 | 京都府議会

 2日㈪は、府議会の一般質問。終了後、予算特別委員会に出席。

 夜中は起きて、W杯の日本対ベルギー戦を観た。後半、勝てるかな?と思ったが、逆転され残念だった。でも日本代表はよく戦い、世界に強烈な印象を残してくれたと思う。

 

 3日㈫、4日㈬朝から一日、予算特別委員会に出席。西脇知事の初めての予算であり、特別に予算委員会が開催された。

 総務・警察では、西脇新知事は国交省出身であり、府民の期待は「子育て環境日本一」より「インフラ整備日本一」にあるのではないか?そもそも「子育て環境」に日本一とか、日本二とか順位が付けられるのか?と指摘した後、交番・駐在所の建て替え予算の増額を要望

 綾部駅前交番は今回の予算で移転・建て替えしてもらう上林駐在所、豊里駐在所など、まだまだ老朽化しているところもあるので、もっと予算が必要だ。

 

 環境・建設交通では、建設会社の地域偏在について指摘災害時の緊急対応や除雪など、その地に建設会社がなくては対応できなくなる。工事発注のやり方を工夫し、一定数以上の建設会社が各市に存在できるよう建設会社の保護・育成に取り組むべきだと主張。

 予算配分も地域偏在のないよう、バランスの取れた配分をお願いしたいと要望。

 

 文化・教育では、公立と私立の学校施設に大きな格差があり、このまま放置すれば、私立学校のない地域とある地域では地域間格差にもつながる。

 私学に対する「あんしん修学支援金」は府北部の子どもが減っている地域などの経営の苦しい私学には必要だが、大学を運営して受験料でも収入の多い、経営の良好な私学にまで出す必要があるのか?一部でも公立の施設整備に回すべきではないか?と強く主張した。

 

 府民生活・厚生質問をせずに他の議員に時間を譲り農商工労働では農業と林業の担い手確保について意見を述べた。

 農業では20代、30代という若い担い手も良いが、50代、60代という年金収入も見込める世代にターゲットを広げた方が経営能力や知識もあり、現実的ではないか?と指摘。

 林業では豊かな森を育てる府民税を活用して、京都府森林人材センター(仮称)創設し、市町村には皆無の林業専門家府職OBや国、他府県職員OBなどで集め、60才を超えた人材も75才くらいまで雇用して府が市町村へ人材で協力していく。

 若い森林・林業計画の専門家も75才まで好きな森林の仕事に就けることを保障することで有能な人材を京都に集め、森林技術センターや林業大学校のある京丹波町和知に「森林・林業の人材育成の聖地」を創り出したらどうか?という提案をした。

 

 5日㈭、11時から政策調整会議に出席。京都府議会基本条例の評価作業の進め方について検討を行い、他会派との意見調整等を行った。

 その後、遅れて、京都府環境整備事業協同組合と自民党府議団の勉強会に出席。

 昼に団会議、午後は環境・建設交通常任委員会に出席。委員長として初めての本格的な委員会だった。

 雨が激しく降り続いている。月曜日から水曜日まで京都に泊まりだったので、木曜日は夕方、久しぶりに綾部に帰り、たまっていた事務処理やげんたろう新聞の製作などを行った。

 これからの雨の降りようが心配だ。


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