先日、終点の市内中心部で、最後に降りようとした女性から「ICカードに入金したいんですけど…」と言われた。私は「はい、どうぞ」と言いながらボタン操作をした。彼女が運賃箱のセンサーの上にICカードを置き、財布から5千円札を取り出した。それを見た私は「バスでは千円札でしか入金できないんですよぉ…」と言いながら、カバンから両替金を取り出した。
そして、私が「ここへ千円札を1枚ずつ入れて下さい」と言うと、なぜか彼女は笑いながら「そうなんですかぁ…」と言った。入金を完了してから、改めてもう一度タッチしてもらって精算した。私は「なぜ笑っていたのだろう? 何が可笑しかったのだろう?」と不思議に思っていた。(子供の頃、学校の廊下で私の顔を見るたびに笑う女の子はいたけれど…)
後日、川柳では入選の見込みがない私は、ある駅で自分のICカードに自分で“五千円”を入金した。機械にカードを挿して、一万円札を入れて、釣り銭が五千円だったのだが… そこで、千円札が一枚ずつ出てきたのである。しかも“出し惜しみ”するかのようにゆっくりと… その時、先日の女性の笑顔を思い出したのである。駅では釣り銭が一枚ずつ、バスでは入金が一枚ずつ… 通勤通学の忙しい時間帯にはやりづらいでしょうね。
そして、私が「ここへ千円札を1枚ずつ入れて下さい」と言うと、なぜか彼女は笑いながら「そうなんですかぁ…」と言った。入金を完了してから、改めてもう一度タッチしてもらって精算した。私は「なぜ笑っていたのだろう? 何が可笑しかったのだろう?」と不思議に思っていた。(子供の頃、学校の廊下で私の顔を見るたびに笑う女の子はいたけれど…)
後日、川柳では入選の見込みがない私は、ある駅で自分のICカードに自分で“五千円”を入金した。機械にカードを挿して、一万円札を入れて、釣り銭が五千円だったのだが… そこで、千円札が一枚ずつ出てきたのである。しかも“出し惜しみ”するかのようにゆっくりと… その時、先日の女性の笑顔を思い出したのである。駅では釣り銭が一枚ずつ、バスでは入金が一枚ずつ… 通勤通学の忙しい時間帯にはやりづらいでしょうね。