20名ほどのお客様を乗せて、某駅を発車した。車内の中ほどに座った男性が、ずっと前方を見ていたので、私は「降りる場所は分かっているけれど、バス停の名前が分からないから、風景で判断するのかな?」と思っていた。
降車ボタンが押されないまま一つ目のバス停に近付いていた… バス停から100mほど先の青信号には間に合いそうもない… 私はいつも以上にバスを減速させて「○○停、通過します」と言った。
しかし、まったく反応がなかったので、そのままバス停を通過… 私がボタンを押して「次は△△停…」とアナウンスが流れ、その先の“赤になったばかり”の信号で止まると、降車ブザーが鳴った。私は「次、止まります」と言った。
すると、前述の男性が荷物を持ってゆっくりと立ち上がり、中扉(降車口)の前で降りる態勢を整えていた。そして、少し間があいてから「遅くなってすいません。ここで降ろして下さい」と言ったのである。
「はぁ~っ!?」と思った私の脳は「故意か過失か!?」「開けるか開けないか!?」で迷ってしまい、完全にフリーズ… 妙な沈黙が車内を支配した。すると、私の右手が勝手にレバーを操作して、扉を開けてしまったのである。まだ脳はフリーズしていたので言葉も何も出ず…
男性はバスを降りると、すぐ近くの脇道へ入って行った。まさか… 男性が前方を見ていたのは、信号が赤になるかどうかを確認していたなんてことは…??? う~む… いずれにせよ、二度目はナシだな。
降車ボタンが押されないまま一つ目のバス停に近付いていた… バス停から100mほど先の青信号には間に合いそうもない… 私はいつも以上にバスを減速させて「○○停、通過します」と言った。
しかし、まったく反応がなかったので、そのままバス停を通過… 私がボタンを押して「次は△△停…」とアナウンスが流れ、その先の“赤になったばかり”の信号で止まると、降車ブザーが鳴った。私は「次、止まります」と言った。
すると、前述の男性が荷物を持ってゆっくりと立ち上がり、中扉(降車口)の前で降りる態勢を整えていた。そして、少し間があいてから「遅くなってすいません。ここで降ろして下さい」と言ったのである。
「はぁ~っ!?」と思った私の脳は「故意か過失か!?」「開けるか開けないか!?」で迷ってしまい、完全にフリーズ… 妙な沈黙が車内を支配した。すると、私の右手が勝手にレバーを操作して、扉を開けてしまったのである。まだ脳はフリーズしていたので言葉も何も出ず…
男性はバスを降りると、すぐ近くの脇道へ入って行った。まさか… 男性が前方を見ていたのは、信号が赤になるかどうかを確認していたなんてことは…??? う~む… いずれにせよ、二度目はナシだな。