バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

♪窓を開けぇ~ればぁ~

2011年06月16日 23時05分35秒 | バス運転士
♪苦情が届くぅ~ ってか!? 「運転士が窓を開けているのは、自分が暑いからだろう! もっと車内温度に気を配れ! 乗客のことを考えろ!」というような“お言葉”があったとかなかったとか… いや、あったらしい。


実は、私も運転席の窓を開けることがある。しかも、今回の苦情で指摘されたように“自分が暑いから”である。しかし… もしも、そんな私の姿を見ての苦情だとしたら、「ちょっと違うんだけど…」と言いたい。


私は私なりに車内温度に気をつけているつもりである。そして「ちょっと暑いかな?」と思って、冷房や送風を強くしようとした時… 逆に「クシュン!」とか「ズズッ!」という“寒そうな反応”が聞こえることがあるのだ。


そこで「いや! 暑いはずだ!」と“自分を信じて”冷房を強くできるような“根性”が私にはない。だから「運転席の窓にはカーテンもフィルムもないから暑いのかも…」と思って、仕方なく“自分だけに風が当たるように”窓を開けるのである。


ところが“実際に車内はやや暑く、たまたま一人か二人が風邪を引いていただけ”だったりすると、表面的には苦情の内容と一致してしまうのだが… 「自分さえ良ければいいのか!」みたいに言われると納得がいかない。


以前にも書いたように、車内温度は“運転士の勘”である。忘れ物チェックをしながら、後方の温度までチェックするものの、それは人が降りた後の温度である。その温度差を“勘”で修正して考えるのである。だから、申し訳ないけれど“勘が外れる”こともあるのだ。


さぁさぁ! こんな中途半端な暑さはとっとと終わりにして、さっさと猛暑にしてしまえ~! そうすれば、何も考えることなく“冷房=強”にしておけばいいのだから… ね。ハハハ…