バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

車内確認と忘れ物と… ゲゲッ!

2012年08月03日 21時10分45秒 | バス運転士

ちょっと前に書いた“終点が路上停留所だった場合の車内確認”の話で… 終点が路上でなく、ターミナルであっても、次々とバスが到着するような場合は、やはり“とりあえず運転席から身を乗り出す”ことによる確認をしている。

なぁ~んて話を書いたからなのか… 終点の某ターミナルで10名ほどが降り、前述のように車内を確認して、ちょうど後ろにバスが来たので、すぐに待機場所へ移動… すると「すいませぇ~ん」という女性の声が一番後ろから… 私は「あ、ごめんなさい…」と言いながら扉を開けた。見たはずなのに見えてない… 背もたれの陰になっていたのか… まさか人間じゃなかったなんてことは…???(こらこら!)

また、他の終点では… ずっと助手席に座っていた小学生の女の子が「これ、忘れ物です…」と言いながら、一本のペンを差し出したので、私は「ありがとう」と答えながら受け取った。

営業所に戻り… 普通に文具店などで100円くらい出せば買えそうなペンだったので、上司から「こんなのポイだ!」と言われそうだったけれど、女の子の意思を受け継いで忘れ物として提出した。

もう一つ、ある終点の待機場所で気が付いた… 忘れ物チェックをして、運転席に戻って座った時… 私のズボンのファスナーが全開だったのである。あれまぁ… 誰も気付いてないよなぁ… まぁ“中身”が出てたわけじゃないから…(それじゃ捕まるって! ホント、今は洒落にならんからなぁ…)