昨日、ちょっと曲がっていたメガネの“鼻当て(右)”を直そうとしたら、ポロッと取れてしまった。まぁ、それで見ることに影響があると言えばあるし、ないと言えばないし… 少しだけ距離感が変わったような、変わっていないような… そんな感じだった。
いっそのこと「左の鼻当ても取ってしまえばちょうどいいか!」と思ったけれど、「テニスをやっている時に“飛んで行ってしまう”ことがあるような、あちこち壊れかけのメガネをいつか買い換えよう」と思っていたのも事実で… 「これはちょうどいい機会かも?」ということで、出掛けたついでに某メガネ屋さんへ寄った。
今回は“スポーツ向き”という目的を持っていたのだが、あれこれ迷うことなく「コレがいい!」とアッサリと決まった。それから視力検査をやって… 30分後にメガネが仕上がり… それをかけてみると、壊れたメガネと違って頭に“ぴったりフィット”したので、「これならば飛んで行くこともないだろう。さすがスポーツ向き!(なのか?)」と思った。
新しいメガネを掛けて店を出たところ、私は躓いて転びそうになって驚いた。レンズの度数などは変わっていないのだが、レンズと眼球の距離が変わった影響だろうか… 私の距離感に少し変化があったらしく、地面が実際よりも遠くに見えてしまったようだ。その後も、歩きながら地面を見ては“少し背が高くなったような錯覚”を味わっていた。
さて、ぴったりフィットしたことにより、困った問題も発生した。老眼進行中の私が近くの文字を読もうとした時、簡単にメガネをずらせなくなってしまったのである。壊れかけのメガネは“飛んで行く”くらいユルユルだったので、その点に関しては良かったのだが…
あっ! 視力検査の時に、お店のお姉さんが「遠近両用のレンズがどんなものなのか、体験だけしてみますか?」と言って、検査用のフレームにレンズを入れてくれて… 私は「あぁ~、なるほど。こんな感じですかぁ~!」と、ちょっとだけ感動していたのだが…
その時、お姉さんは何も言わなかったけれど、やっぱり「もう一つ買った方が便利ですよ!」ということだったのかも… う~む、そこで営業トークをしないところに好感を持ってしまうよなぁ… まぁ、それが狙いだったとしてもいい! 騙されてもいい! あのお姉さんにならば…(結局、そこかい!)