「先月分の“運転士評価シート（運転士の昇給などを左右する車内モニターの採点表）”を受け取りに来なさい」ってことで、シートのある運転士の一覧表が掲示板に貼り出される。一か月間に一度も乗られないこともあるらしいので、名前の出ている運転士だけが上司のところへ行くことになる。
で、今回… その掲示をいち早く見た運転士仲間から「例のシートの… 名前が貼り出されてましたよ。しかも、松井さんの名前が一番上にありましたよ。どういうことですか！？」と言われ、私は「えっ！？ そりゃ点数の悪い順じゃないの？ 良い順ってことは絶対に有り得ないから！」と答えていた。
いざ、受け取りに行ってみると… どうってことはなかった。２枚とも普通の点数… 否、私としては上出来の７０点と７６点であった。そして、コメント欄には“「よし、よし、よし」くらい言って下さいね”なんて優しい言葉が… しかし、ごめんなさい。ホント、私は一つのことに集中すると、他に何も出来ないんですよねぇ…
「本当に大丈夫か？」と安全確認している時も、「本当に乗客はいないのか？」とバス停を通過する時も、「バス停の手前に止まっている車はすぐに動くのか？」と考えている時も… ちょっと何かがあるだけで、まったく口は動かないのである。何もなければアレコレ喋れるんだけどねぇ…
それと“途中から冷房を調節してくれた”とも書いてあった。車内温度については私も常に気にしている（ほとんど“勘”でやっている！？）ところなので素直に嬉しく… なぁ～んて、ただ“設定した温度に合わせて自動的にエアコンの風が強く（または弱く）なった”だけだったりして… ま、確かに… 私よりも機械の方が優秀だからなぁ～ 間違いない！