バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

ゲリラ豪雨のような…

2012年08月04日 21時01分26秒 | バス運転士

某始発停でエンジンを掛けて、エアコンを入れて、車内ミラーなどを見ながら案内して… その時、20mほど右方にある建物の陰から「ワァ~」とか「キャ~」とかいう大勢の子供の叫び声が聞こえ… それが急激に近付いて来た。

私は「関ヶ原の戦いじゃあるまいし~」と思っていたのだが… その叫び声の中に「待ってぇ~」という声が混じっていた。私が「ひょっとして… 嫌な予感…」と思う間もなく、バスは30名以上の小学生に襲撃されてしまった…。。。

「宜しくお願いします」と言った引率の先生(と思われる人物)と10名ほどの小学生は私のバスに乗らず、20名ほどの小学生だけが乗ってきた。しかし、その大半がICカードだったので、精算はスムーズに…

と思ったら、一人の男の子が「細かいのがいっぱい…」と言いながら、財布から大量の小銭を取り出して一気に運賃投入口へ… 運賃箱は18円までカウントしただけでストップ… そのままでは後続の人が精算できないので、私は「はい、いいですよ」と言いながら精算完了ボタンを押した。

結局、発車は2分ほど遅れてしまったのだが… このような“不意打ち団体乗車”は、半弊社ではちょいちょいある。そういえば、完全弊社では“昼寝休暇時間中に児童や園児の送迎(貸切バス)”をやることもあったが… その度に「担任は女性ですかねぇ?」「保母さんは独身ですかねぇ?」などとアホなことを言っていたことを思い出した…