バス停に人がいないことを確認しながら「◎◎停、通過します」と… その時、20〜30m先の押しボタン式信号が赤に変わったので、私はブレーキを掛けて減速… それと同時に、道路の右側から左側へ“急ぎ足”で渡り始めるお爺さんを発見した。
私が「ひょっとして乗るのかな?」と思って、バス停を少し過ぎた辺りでバスを左に寄せて止めると、お爺さんの急ぎ足は加速… と言っても、ちょっと足が悪いような歩き方だったので、私は「まぁ〜 乗るのなら、来るまで待とう、お爺さん!」と思いながら深呼吸をした。
と、その時! 横断歩道を渡り終えて、左側の歩道へ上がろうとしたお爺さんが、膝から崩れ落ちるようにダウンしてしまったのである。私は「ゲゲッ! どうすんの!? バスを降りてお爺さんを抱きかかえる? いや、とりあえずバスを横断歩道まで移動させるか?」とボケ脳はプチパニック…
すると、お爺さんが「行って行って! 他系統バスに乗るから!」と“顔の前で右手を振ってから、両手でバッテンを作ってくれた”ので、私はサッと左手を上げて発進したのだが… まさか「ワシはもう駄目じゃ〜 みんな先に行ってくれぇ〜」という意味だったりして!?(そんなアホな…) お爺さんの死を決して無駄にはしません! うぅ…(昔の映画かよ…)
私が「ひょっとして乗るのかな?」と思って、バス停を少し過ぎた辺りでバスを左に寄せて止めると、お爺さんの急ぎ足は加速… と言っても、ちょっと足が悪いような歩き方だったので、私は「まぁ〜 乗るのなら、来るまで待とう、お爺さん!」と思いながら深呼吸をした。
と、その時! 横断歩道を渡り終えて、左側の歩道へ上がろうとしたお爺さんが、膝から崩れ落ちるようにダウンしてしまったのである。私は「ゲゲッ! どうすんの!? バスを降りてお爺さんを抱きかかえる? いや、とりあえずバスを横断歩道まで移動させるか?」とボケ脳はプチパニック…
すると、お爺さんが「行って行って! 他系統バスに乗るから!」と“顔の前で右手を振ってから、両手でバッテンを作ってくれた”ので、私はサッと左手を上げて発進したのだが… まさか「ワシはもう駄目じゃ〜 みんな先に行ってくれぇ〜」という意味だったりして!?(そんなアホな…) お爺さんの死を決して無駄にはしません! うぅ…(昔の映画かよ…)