バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

リハビリ通院の予定が…

2017年03月02日 17時22分21秒 | いろいろ
昨日、母の“手術後通院”のため、朝8時に施設へ行ったところ… 左腕を支えているはずの三角巾がなかったので、「多分、やってもやっても言っても言っても、母が外してしまうのだろう」と思った。とはいえ「診察の時だけは格好を…」と思って三角巾を首に掛けて腕を通したのだが… すぐに腕を抜いてしまった。

私は、すぐに「腕を通させよう」と思ったけれど、「いや、やっぱり… ♪ありのままでぇ~」と思い直して、三角巾を首からぶら下げている状態で病院へ… 診察の前に(今回は何も問題なく)レントゲンとCTを撮り… 診察した医師から「手術で入れたネジに、前回以上の緩みがみられないので、このまま無理せず動かしていれば、リハビリは必要ないですね」と言われ… 大幅な“支出削減”となった。

診察室を出る時、三角巾を手にした私が「これはもう…」と言いかけたところで、母が「やらんでいいって、先生が言っとった!」と言ったので、私は「いやいや… お母さんが言わせたようなもんじゃん。ハハハ…」と笑った。その後、リハビリ通院の付き添いをお願いしていたヘルパーさんに「ちょっと言いにくいのですが… リハビリに通わなくて良くなりまして…」と電話をした。

また、今回の入院&手術の保険金を請求するため、母に“支払い指図書 兼 同意書”に記入してもらったのだが… かつては綺麗な字を書いていた母が、私と同じくらい下手… それどころか漢字が書けなくなっていたので驚いた。名古屋市の“名”の書き出しだけは、「おっ! 綺麗な字!」と思ったのだが… すぐに「これ、どんな字?」となってしまったのである。私が大きく書いて見せても、漢字の形を把握できない様子で… 認知症は“ゆっくりではあるが、確実に進行している”と再認識させられたのだった…