バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

あれを罰ゲームに!?

2017年03月25日 20時11分54秒 | バス運転士
先日、3分ほど遅れて某駅へ向かっていた時のこと… 私はある交差点の右折レーンで信号待ちをしていた。信号が青に変わって、ゆっくりと動き出す車列… 対向直進車がなかなか途切れず、1台も右折できないまま歩行者用信号が点滅を始めた。

その時、交差点の向こうから勢いよく走ってきた完全弊社のバスが“左ウインカーを出しながら”交差点内に突入… そして“どんな状況であれ、左折時は一時停止!”を実行… お客様を乗せているため、緩やかなブレーキ操作でゆっくりと停止した。

そして、一呼吸おいた後にゆっくりと発進… どんなに厳しいモニターが乗っていても“マル”を付けるであろう完璧な“左折時一時停止”だったので、そのバスが発進する頃には車両用信号が“赤&右折矢印”に変わっていた。

右折レーンの10台目あたりで待っていた私はドキドキハラハラ(ムカムカイライラ!?)である。今回、右折矢印信号が長い交差点だったからギリギリ間に合ったものの… そのバスの後続車や、こちらから右折できなかった車にとっては“いい迷惑”である。

また、左折時一時停止をやっている間に“危険な状況に変化する”場合もあるのだ。ほんの一例を挙げると… 右後方から大型車が接近していたら、速やかに安全確認を済ませて左折した方が良いのである(もちろん、すでに距離が近かったら待つ方が良い)。

「“どんな状況であれ、左折時は一時停止!”というのは間違いである」という私の考えは変わらず… 私と同じような考えの運転士さんも、相変わらず少なくないようで… そうだ! 事故や運行ミスなどをやった運転士さんだけ、“一定期間、左折時一時停止を義務付ける”という罰ゲームにしたらどうだろう? 事故や運行ミスが減るかもよ! ハハハ…(そんなこと言っとると、オマエが第一号になるぞぉ~)