バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

そんなに急いで…

2017年03月19日 16時33分51秒 | バス運転士
今日、運転士Aさんは“バスがちょっと遅れただけで必ず文句を言うジジイP”を乗せて走っていた。そして、ジジイPが降りる某駅停の一つ手前のバス停を通過しようと思った時、ちょうどバス停の近くを歩いている人がいたので、念のために止まったところ、「なんで止まるんだ! さっさと行かんか!」とジジイPに怒鳴られたとか…

また、運転士Bさんはウチの担当路線最南端へ向かって走っていた。あるバス停に乗客がいると思って減速して接近… すると、実際にはバス停よりも少し先に人が立っていて“乗客ではない”と分かったのだが、とりあえずそのまま止まったところ、「何を止まっとるんだ! 1分も遅れとるんだぞ!」と助手席のジジイQに怒鳴られたとか…

先日、運転士M(オマエだろ!)は某地区(郊外)巡回バスをやっていた。あるバス停で乗降客扱いを終えて発車しようとした時、手を挙げて懸命に歩いてくるお婆さんを発見したので、再び前扉を開けたところ、「なんで※△★◇… この×▼☆◆…」と助手席のジジイRは文句を言っていた…

「(乗客か否か、あるいはバス停を通過するか否かは)ジジイが判断することじゃない! 1分やそこらで… 何をそんなに急ぐ必要があるんですかねぇ〜!」と、運転士Bさんが怒っていたので、私は「そういうジジイたちは、先が短いもんで1分が貴重なんだわぁ〜」と慰め、一緒に笑ったのだった…