某総合駅に到着… 両扉から降車する30名ほどの乗客たち… すぐ後ろの他系統バスが、駐車マイカーのせいで斜めに止まっていたので、「こりゃいかん、サッサと行かなきゃ!」と運転席から身を乗り出して車内確認… 「よし! 誰もいな… ん? あれは何だ!?」と、私の視線は右列の最後方で止まってしまった。
最後方の一つ前の座席の背もたれの陰から、何か“長方形っぽい物体”が突き出ていたのである。私は「あれは… 折り畳まれた新聞紙? ギターの頭? う~む… 人影は見当たらないけど… 誰かが小さく丸まって寝てるのかも!?」と思い、急いで車内後方まで行って… 背もたれに付いている“取っ手”に突き刺さっていた“長財布”を抜き取った。
すぐに運転席へ戻ってバスを移動… 待機場所に止めて、まずは次の発車時刻を確認… その後、運賃箱の横に立って「小銭入れならばともかく、いろいろと大切な物が入ってそうな長財布は… すぐに取りに来るだろうなぁ~ とりあえず、持ち主が誰なのか調べないと…」と思っていたら、背後から「ドンドン!」と扉を叩く音が聞こえた。私が「やっぱり来たか!」と思いながら前扉を開けると、高校生らしきイケメン(カワイイ系?)の男性が「すいません、忘れ物をしてしまったので…」と言った。
私が“座席”と“忘れ物”を確認してから財布を取り出し、「本人確認をしなければいけないのですが… 何かそういう物が入ってますか?」と尋ねたところ、彼が「その中に生徒手帳が入ってます。◎◎※※です」と名前まで答えてくれたので、“顔写真付きの生徒手帳”で本人確認完了… 私が「はい、間違いありません。お疲れ様でした」と手渡すと、彼は「もういいですか? ありがとうございました」と言うや否や、駅の方へ走って行った… うん、彼はなかなかいい男だった。まぁ、私には少し負けとるけどな。ハハハ…(アホかぁ~ オマエの方が全敗だろうがぁ~ 鏡と履歴書を見てからモノを言え~!)
最後方の一つ前の座席の背もたれの陰から、何か“長方形っぽい物体”が突き出ていたのである。私は「あれは… 折り畳まれた新聞紙? ギターの頭? う~む… 人影は見当たらないけど… 誰かが小さく丸まって寝てるのかも!?」と思い、急いで車内後方まで行って… 背もたれに付いている“取っ手”に突き刺さっていた“長財布”を抜き取った。
すぐに運転席へ戻ってバスを移動… 待機場所に止めて、まずは次の発車時刻を確認… その後、運賃箱の横に立って「小銭入れならばともかく、いろいろと大切な物が入ってそうな長財布は… すぐに取りに来るだろうなぁ~ とりあえず、持ち主が誰なのか調べないと…」と思っていたら、背後から「ドンドン!」と扉を叩く音が聞こえた。私が「やっぱり来たか!」と思いながら前扉を開けると、高校生らしきイケメン(カワイイ系?)の男性が「すいません、忘れ物をしてしまったので…」と言った。
私が“座席”と“忘れ物”を確認してから財布を取り出し、「本人確認をしなければいけないのですが… 何かそういう物が入ってますか?」と尋ねたところ、彼が「その中に生徒手帳が入ってます。◎◎※※です」と名前まで答えてくれたので、“顔写真付きの生徒手帳”で本人確認完了… 私が「はい、間違いありません。お疲れ様でした」と手渡すと、彼は「もういいですか? ありがとうございました」と言うや否や、駅の方へ走って行った… うん、彼はなかなかいい男だった。まぁ、私には少し負けとるけどな。ハハハ…(アホかぁ~ オマエの方が全敗だろうがぁ~ 鏡と履歴書を見てからモノを言え~!)