現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

錬成会に参加

2011-10-10 23:29:54 | 虚無僧日記
10/8、9と、「実践倫理宏正会」の「一泊錬成会」に
参加してきた。朝3時半起きで、夜10時まで、軍隊
並みの訓練だが、私は嫌いではない。

60歳すぎて、今さら「研修」など必要なかろうと
言われるが、目玉の「発声練習」は、「語り」を
生業(なりわい)としている私にとっては必要なのだ。

「アイウエオアオー」と大声を出しての発声訓練。
喉がつぶれるまでやる。

私より大きな声が出る人、私より長く息が続く人が
いることには驚き。プロが素人に負けるとはくやしい。

すぐ「勝った負けた」と競争心むき出しになる私だが、
この「錬成」の目的は、そうした「争う心」「己の我」
を捨てることにある。

すべてを受け入れ、何もかも、雑念を捨てきって、
一心不乱、ひたすら声を張りあげる。顔を真っ赤にして、
目を剥き、頭から湯気を出して、汗と唾を振りまき
ながら、限界に挑戦するのだ。

日頃、詩吟で鍛えているせいか、錬成を怠けたか、
結局、喉はつぶれなかった。

上下白の運動着を着た500名ほどの大人が、必死の
形相で がなり合う姿は、傍目には異様だ。かつて
「オウム」か何か、いかがわしい教団と思われて
警察に通報されたこともあったとか。

自分たちは「正しい」と思っていても、社会に
受け入れられないこともあるということをも、
思い知らされる。「善悪」は紙一重。



中学時代 柔道部でした

2011-10-10 23:08:20 | 虚無僧日記
運動部活 若さ維持 経験有無で最大20歳差(産経新聞) - goo ニュース

10/10 文科省が「体育の日」に合わせて公表した
「体力・運動能力調査」の結果。

中学・高校で運動部での活動を経験した人は、
経験しなかった人に比べて、60歳を過ぎても、
最大で20歳ほど若い人と同じ程度の体力が
あることが分かった。

フムフム。私は、中学時代「柔道部」だった。
身長165cmもあって、体格がよかったから、部に
引っ張られたのだが、試合では、いつも「デルト
マケル」だった。

だが、中学時代の柔道で鍛えた体のまま、50年
維持している。つまり、身長、体重ほとんど
変わっていないのだ。身長166cm。体重は4㌔
太って60kg。ウエストは 76cmが 78cmになっただけ。

柔道で「受け身」の練習を積んでいたのは、
大変役立っている。転んだ時、変な転び方を
して怪我をするようなことは、今まで一度も
無かった。

最近になって、「柔道部」のOB会の案内が
くるようになって、「柔道部」の合宿のことなど、
思い起こさせてくれた。三田の綱町の道場は
もう取り壊されたが、あの場所は、江戸時代
会津藩下屋敷があった所で、私の先祖が生まれ
育った場所だったと、最近になって知った。

これも、先祖の“縁”か。