現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

親鸞会、ひろさちや批判

2011-10-26 13:12:26 | 心の問題
親鸞会」を“知んらんかい”? 浄土真宗の本願寺派の
寺々が、金々々の「葬式仏教」に堕していると批判し、
「親鸞」の教えをきちんと流布しようとする、生真面目な
団体だ。学生や若い人がはまっている。

「ひろさちや」は、僧侶ではなく「仏教評論家」。
自身は「禅宗」の方に軸足を置いている。

親鸞会は「親鸞聖人の教えを通して“生きる意味”を
真剣に学ぼうとしているのに、「ひろさちや」は
「生きていることに、存在価値がある。生きる意味とか
生き甲斐などというのは、世間が勝手に定義したもので
あって、そんな価値観に しばられず、自分の好きな
ように生きればいい」という。


「なんのために生まれて、なにをして生きるのか、
こたえられないなんて、そんなのはいやだ」とは、
子供でも知っている『アンパンマンのマーチ』。

親鸞会は「生きる目的は、金でもなければ財でもない。
名誉でもなければ地位でもない。人生苦悩の根元を断ち
切り、『よくぞ人間に生まれたものぞ』と生命の歓喜を
得て、未来永遠の幸福に生きること。それが親鸞聖人の
教えである」と。

う~ム、「生きる目的は、金でも、財でも、名誉でも
ない」。そうした「俗世間の価値観にしばられない」
という点では同じと思うのだが。

「来世に極楽浄土に迎えられるために、今を清く正しく
真剣に生きる」という点で違うらしいが、私にはよく
解らん。そういう議論はムダだと思っている。


「霜降」

2011-10-26 10:55:01 | 虚無僧日記
「霜降り」は上等の牛肉だが、「霜降(そうこう)」は 24節気の一。

10/24 (月)は暦の上では「霜降」だったが、最高気温 26℃。
汗ばむ一日だった。それから2日。今日(26日)は、最低気温が
昨日より9℃も下がって、11℃と寒い朝となった。

上杉謙信が能登の七尾城を責め滅ばして、吟じた詩の題は
「九月十三夜」。旧暦の9月13日は、新暦では10月9日とか。

やはり、温暖化で「霜の降る」のも遅くなってるか。


「九月十三夜陣中の作」上杉謙信

 霜満軍営秋気清  霜は軍営に満ちて 秋気清し
 数行過雁月三更  数行の過雁 月三更
 越山併得能州景  越山 併せ得たり能州の景
 遮莫家郷憶遠征  遮莫(さもあらばあれ)家郷遠征を憶う

ところで、七尾城での「九月十三夜陣中の作」を吟ずる
詩吟の大会は、毎年九月(今年は9月18日)に行われる。
まだ暑い。やはり、この時期に詠じて、実感こもるか


 

自転車の歩道通行禁止!?

2011-10-26 09:20:12 | 虚無僧日記
震災の影響か、自転車が急増した。車道を車と一緒になって
ビュンビュン飛ばす。右折、左折時、交差点での出会いがしら
の事故が急増している。

ということで、先日、○○警察の「交通安全キャンペーン」に
招かれた。

歩行者である「虚無僧」の立場から「自転車にもの申す」と
いうわけ。

まず「無灯火」の自転車の多いこと。私の見るところでは、
8割が点灯していない。路地から突然現れる。虚無僧に
驚いて“転倒”しないように、“点灯”しましょう。

「補導」

昼でも、歩道を突っ走る自転車が怖い。原則、自転車の歩道
通行は禁止なのだ。歩道を走るときは“減速”。

道路交通法では、自転車は車両の一種(軽車両)。「自転車を
除く」など補助標識がない場合は、自動車と同様、車道の左側を
通行。「一方通行」や「一時停止」も、車同様守らなければ
ならない。

違反した場合には懲役や罰金。とりあえず、歩道を走っても
止められて“注意”だけで“補導”されることはない。

「ほどほどに。。。」