現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

堀井小二朗作曲「瞳」をアップしました

2019-04-21 19:48:10 | 虚無僧日記

堀井小二朗の代表作「瞳」

木下恵介監督の名画「二十四の瞳」の海外コンクール出品用に

特別吹きこまれました。戦後、大石先生が教職に復帰して

教え子の墓に詣でるシーンのバックに流れました。

涙を誘う場面です。

堀井小二朗 遺愛の 1尺4寸管で吹いてます。

昭和30年当時 1尺4寸管などありませんでしたから、

堀井小二朗師が 帚の柄を切って 作った三節切の尺八です。

聞いてください。

https://youtu.be/2R62osb_xCI


「下がり葉」をYouTubeにアップしました 

2019-04-21 19:30:49 | 虚無僧日記

 虚無僧本曲の「下がり葉」。私の一番好きな曲です。

虚無僧の門付けで吹くには1尺8寸では高いので、2尺管で吹いてます。

錦風流の代表曲で、コミ吹きが特徴です。

「下がり葉」の意味ですが、横山勝也師は「冬、雪の重みに耐える笹の葉、

松の小枝をイメージしてください」と語ってました。

青森、津軽藩士が冬の雪の中、これを吹いた。腹筋を使ってのコミ吹きでは

からだが熱くなってきます。

ところが、実は「一節切」や「能管」の曲に「さが゛りは」があるとか。

獅子物(連獅子、鏡獅子など)で 獅子が登場する時に吹かれるとか。

また祇園祭りで 山車が登場する時に吹かれるとも。

そして、虚無僧の古い流派に「サカリ派」というのがありました。

 

https://youtu.be/rHySeDNlRSg