現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

アクセス数ついに188位に!

2019-06-06 11:25:09 | 虚無僧日記

今朝起きて、パソコン開いてびっくり。

私のブログのアクセス数が、昨日 2359件で

287万ブログ中 なんと188位に。

何が一体?

 

おかげ様でYoutubeに載せた「雪おんな」はアクセス1700件に。

 https://www.youtube.com/watch?v=UnOECpZrW0k&t=7s

 

しかし、尺八曲がさっぱり上がりません。ぜひ下記クリックしてください。

 

「風華」 https://youtu.be/IX9WsZYwcRI

 「恋のアランフェス」https://youtu.be/JHkz1xSezIo

[五木の子守歌 他」https://www.youtube.com/watch?v=A3uIOO86-UI

 その他、「稲熊典無 尺八奏者」をクリックしていただければ出ます。


流行は100年と続かない

2019-06-06 10:42:13 | 虚無僧日記

私の尺八の師「堀井小二朗」は「音楽の寿命は100年」と云っていた。

宮城道雄の「春の海」も昭和4年の作曲だから、今年90歳。

今では正月でもコンビニかスーパーのBGMでしか流れていない。

テレビ、ラジオの音楽番組でとりあげられることはまず無い。

小学校の音楽教育で教えるはずだが、若者に「春の海の作曲者は?」

と聞いて、答えられる人何人いるだろうか。

「春の海」の寿命もあと10年で尽きる。

2016年の文部科学省の調査で、「25歳以上で一年間に邦楽器の

演奏を行った人」という質問で、「全国の25歳以上邦楽人口は

230万8000人。25歳以上人口100人あたり2.33人」とのこと。

長唄、清元、義太夫、地歌、筝曲、尺八すべてひっくるめて、

邦楽の演奏に携わる人は、プロ、アマ含めて100人中2人。

尺八人口は約1万人と推測されるので、1万人に1人。

これでは「絶滅危惧種」といわれても仕方ない。

虚無僧が吹いた「古典本曲」といっても、今日主に吹かれている曲は

大正から太平洋戦争前、戦前の音楽にすぎない。

10年後には8割の古典尺八愛好家がこの世からいなくなる。

私もその一人。そして今新しい尺八が生まれている。