「シュメール」とは
シュメール文明の謎
シュメール文明は、紀元前3500年ごろ、チグリス・ユーフラテス川の沿岸地帯に
興ったメソポタミア文明の初期のころに栄えていました。
シュメール文明は、初めて「文字」をもったと言われています。
その文字が、日本の古代文字と極似しているのです。
シュメール文明では、天文の動きも知っていて、月の満ち欠けから年月を図る
「太陰暦」を使用していました。日本も大陰暦です。
そのシュメール人は、紀元前2000年ごろ、突然、姿を消してしまいます。
シュメール人は、どこから来て、どこへ行ってしまったのか。
シュメール人は、日本人のルーツ?
突然、姿を消したシュメール人の一部は、日本へ渡ったといわれています。
不思議なことに、シュメールと日本にはたくさんの共通点があるのです。
言葉
シュメール語と日本語は、ともに膠着(こうちゃく)語です。
膠着語とは、「○○を」「○○に」「○○が」のように、単語に「を、に、が」
などをくっつけていく文体系の言葉です。
シュメール語は、日本語のように母音も子音も表記しますし、
漢字と仮名の混ざった同じような構造をしています。
不思議なのは、シュメール周辺では、膠着語や類似する言葉が
使われていなかったという点です。
天皇、皇室
天皇の古語は、すべてシュメール語で解釈できます。
日本の古語で、天皇や皇族を、「スメ(皇)」や「スメラ(天皇)」と言います。
それは古代バビロニアの「Sumer(スメル)」と似ているだけでなく、
「シュメール」とも発音されていました。
さらに、「スメ」は、「神」という意味で、天皇=神ということになり
スメル国というのは漢字で書くと「皇国」となり、「神の国」という意味になるのです。
ちなみに、「スメラギ」は、「スメル(Sumer)」の複数形です。
「ミコト(尊、命)」や「ミカド(天皇)」は、「Migut(ミグト)」が訛って、
変化したもので、「天降る開拓者」を表し、それはすなわち「神」を意味しています。
これらのことから、古代の日本に天皇をいただいて、天降った民族は、シュメールの
王族とその民だと考えられているのです。
菊花紋
「菊の御紋」と呼ばれる十六八重菊花紋は、日本の天皇や皇室を表しますが、
シュメールから出土した粘土板にも、同じ菊花紋が描かれています。