日本の神道とユダヤが似通っているといわれても、
その双方ともに、相手の情報は全く持ち合わせて
いない。
そもそも、ユダヤとイスラエルの関係も判らない。
◆「イスラエル民族」と「ユダヤ人」の違い。
「イスラエル民族」とは厳密には「12支族で
構成された連合集団」を指しており、そのうちの
1支族である「ユダ族」の末裔が「ユダヤ人」。
と呼ばれるようになった。
ところが長い年月の間にユダヤ人は四散分離し、
多民族と融合して、純粋なユダヤ人はいなくなった。
現代のユダヤ人と呼ばれる人たちはトルコのあたりに
いた部族とのこと。
◆『旧約聖書』の記述
父ヤコブに最も可愛がられていた11男のヨセフは、
兄たちの嫉妬をかい、エジプトに売られてしまう。
その後、大飢饉から逃れるため、ヤコブ一家が
エジプトに赴くと、ヨセフがなんと国王ファラオに
次ぐ首相になっていた。
ヨセフは兄たちを許し、一族は エジプトの地で 子孫を
増やして大いに栄えた。だがヨセフの死後、ヘブライの
勢力を恐れたファラオが、彼らを奴隷の境遇に突き落として
しまった。
●奴隷の境遇に喘ぐ中、一人の預言者が現れた。モーゼである。
彼は紀元前1290年に 全イスラエル民族を率いてエジプトを脱出。
以後40年間、集団放浪生活を送ったが、この間に“神”は
イスラエル民族に「十戒の石板」・「マナの壷」・「アロンの杖」
という三種の神器と、それを入れる「契約の聖櫃(アーク)」を
授けた。
その「三種の神器」が日本のどこかに有るというのだ。
仁徳天皇陵の「前方後円墳」は、上から見ると「マナの壷」の
形をしている。神輿は「聖櫃」を運ぶためのものだった。
などなど、日本の今までの知識では解き明かせないことが
古代イスラエルを知ることで、大方 解明されるようだ。