「笑いは自然治癒力を増す」と云われる。
「一つ笑えば一つ若返る、一つ怒ると3日命を縮める」とも。笑い声の絶えない明るい家庭を築きたいものだ。
以前、「朝のワイド番組」で、若い女性アナが「笑う門には福来る」を
「それでは次は“笑うモンには福来る”です」と読み上げ、一瞬周りが固まった。
“ホリエモン”が話題になっていた頃のことだ。
男性キャスターが、すかさず「笑えんもん」とやって、爆笑を誘った。
大学は出ていても「笑う門(かど)」が読めない“若もん”が、アナウンサーになっている。
クイズ番組で、こんなのがあった。
「話の抑揚、尺八にも使われる言葉は何?」に、
回答者は「ペロペロ」「ピロピロ」などと。
正解は「メリハリ」
尺八では「めり、かり」という。
尺八は「メった音(若干音程を下げて沈んだ音)」が特色だが、最近「カり(張りあげた音)」が重視されるようになってきた。
音を伸ばす時、少しカりあげるのだ。そこで曲の雰囲気も明るくなる。それを私は心がけている。ハデる。晴れやか。めでたい日を「ハレの日」。
その反対は「ケ」だそうだ。さらに「ケガレ」