音痴の私だったが、必死に練習して覚えた最初の
カラオケ曲が「杉良太郎」の『すきま風』。
「人を愛して、人は心開き、傷ついて すきま風
みるだろう」。なんとなく切ない。
その「杉良太郎」が 中日新聞(夕刊)のコラム欄
「紙つぶて」に寄稿していて、今日(12/24)が
最終回。
「杉良太郎」は、歌手であり、時代劇の俳優だが、
「紙つぶて」の肩書きは「法務省特別矯正監」という
お堅い名称。
杉良太郎は、デビュー前より「刑務所慰問」を始め、
現在まで献身的な福祉活動を続けていて、また、
ベトナムにも学校を建てるなど支援を行ってきた
とのこと。
『すきま風』がヒットするまでは、ご他聞に洩れず
苦節10年、苦労の人生。生家は、神戸市の長田地区。
阪神大震災で実家も焼けた。
幼少のころから、「物乞い」を見ると 母親に
「お金をあげて」と頼むような子だったという。
(私もそうだった)
スターになっても、収入のほとんどを寄付してしまうので、
自宅を担保にいれての借金生活。東日本大震災でも
炊き出しを行ったり、救援に多大な貢献をしている。
さて、その杉良太郎が「紙つぶて」の最終回で書いて
いる内容が興味深い。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
福祉活動をしていることを、刑務所で話しした時、
受刑者から「自慢話ばかりするな」とお叱りを
受けた。
純粋な気持ちでやってきたことでも、それを口にすると
「自慢したい」という「いやらしい」気持ちが表れる。
そんな「汚い」自分を見つめなおし、もう少し人間
修養をして、また戻って参ります。
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カラオケ曲が「杉良太郎」の『すきま風』。
「人を愛して、人は心開き、傷ついて すきま風
みるだろう」。なんとなく切ない。
その「杉良太郎」が 中日新聞(夕刊)のコラム欄
「紙つぶて」に寄稿していて、今日(12/24)が
最終回。
「杉良太郎」は、歌手であり、時代劇の俳優だが、
「紙つぶて」の肩書きは「法務省特別矯正監」という
お堅い名称。
杉良太郎は、デビュー前より「刑務所慰問」を始め、
現在まで献身的な福祉活動を続けていて、また、
ベトナムにも学校を建てるなど支援を行ってきた
とのこと。
『すきま風』がヒットするまでは、ご他聞に洩れず
苦節10年、苦労の人生。生家は、神戸市の長田地区。
阪神大震災で実家も焼けた。
幼少のころから、「物乞い」を見ると 母親に
「お金をあげて」と頼むような子だったという。
(私もそうだった)
スターになっても、収入のほとんどを寄付してしまうので、
自宅を担保にいれての借金生活。東日本大震災でも
炊き出しを行ったり、救援に多大な貢献をしている。
さて、その杉良太郎が「紙つぶて」の最終回で書いて
いる内容が興味深い。
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福祉活動をしていることを、刑務所で話しした時、
受刑者から「自慢話ばかりするな」とお叱りを
受けた。
純粋な気持ちでやってきたことでも、それを口にすると
「自慢したい」という「いやらしい」気持ちが表れる。
そんな「汚い」自分を見つめなおし、もう少し人間
修養をして、また戻って参ります。
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そういう内容でしたか、万人に本当に理解を得るのは難しいです、まして受刑者全員には、多分にそのようにとる人が多いでしょうね。
受刑者からの手紙が唯一の報酬だと、それが励みになっている杉さんを悲しませるのが辛いです。
でも、まだそれでも自分を戒め見つめ直すなんて、凄いですね、本当に深い慈愛の心を何とか少しでも多くの方に知って貰いたいものです。